Fukui Prefectural Archives

福井県史年表

Chronology

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1801~1820年

西 暦 和 暦 事 項
1801 享和1 2 26 福井城下で火事,侍屋敷42軒・足軽家210軒,町家135軒など焼失[家譜].
1801 享和1 5 1 丸岡藩,家臣に借上分をほぼ返すことを申し渡す[藤原有馬世譜].
1801 享和1 8 1 気比社千百年祭が行われる.これより先,福井藩から初穂が贈られる[敦賀一目鏡,家譜].
1801 享和1 8 10 土井利貞,大坂加番につく[土井家文書].
1801 享和1 8 大風雨洪水.のちに福井藩,領内の損毛高4万2,000石余を幕府に届ける[家譜].
1801 享和1 12 9 小浜藩,加茂社・貴布社修復手伝御用を命じられる[酒井家稿本].
1801 享和1 12 11 福井藩,糸改会所を廃し領内の絹問屋の取締りを強化[家譜].
1801 享和1 12 14 福井藩,幕府から川浚御普請手伝のため5万両余の出金を命じられる[家譜].
1801 享和1 この年坂野二蔵,「越前古名考」をまとめる./今立郡粟田部の繰屋(糸とり業者)45軒./伴信友,本居宣長の養嗣子本居大平から指導を受ける.
1802 享和2 1 20 福井藩,町在に御手伝御用金3万両を課す[家譜].
1802 享和2 1 23 幕府,福井藩邸の焼失で公儀手伝を免じる[家譜].
1802 享和2 2 11 福井藩,先の御用金を免じ藩邸普請の御用金2万両を課す[家譜].
1802 享和2 3 南条郡大谷浦の百姓,庄屋の交代を願い出る[向山治郎右ヱ門家文書].
1802 享和2 4 敦賀の常宮神社千百年祭が行われる[敦賀一目鏡].
1802 享和2 5 17 福井藩領内大雨により被害を受ける.福井城下で洪水[家譜].
1802 享和2 5 27 吉田郡古市村から下森田まで延焼,家153軒焼失[家譜].
1802 享和2 6 本保役所,今立郡篭掛村木地師の大本村山での木地挽願を認めず[田中作右衛門家文書].
1802 享和2 6 小浜藩,藩校順造館の規模を拡大[鈴木重威家文書].
1802 享和2 7 20 福井藩,出水防止のため川筋の柳伐を命じる[松平文庫].
1802 享和2 7 幕府,東蝦夷地を永代上知とする.
1802 享和2 この年小浜藩の臨時入用,幕府の「御手伝用(加茂社・貴布袮社修復)」も含めて2万963両[鈴木重威家文書]./福井藩,風病で困窮する村むらへ救籾を支給[家譜].
1802 享和2 この頃越前において西本願寺派の俗門徒の騒動がめだつ[家譜].
1803 享和3 1 有馬誉純,家臣に政治の要綱を諭す[丸岡町史].
1803 享和3 5 30 大野で操り人形芝居興行が行われる[斎藤寿々子家文書].
1803 享和3 6 幕府天文方の伊能忠敬,測量のため丹生郡八俣海岸を通る.
1803 享和3 7 大野の山王宮氏子惣代,絡操人形と子供役者物真似の興行を町奉行に願い出る[斎藤寿々子家文書].
1803 享和3 10 1 西本願寺掛所輪番,福井藩に宗意安心について本山への掛合を要請する[家譜].
1803 享和3 10 29 敦賀の御茶屋,御陣屋と改称[柴田一男家文書].
1803 享和3 11 丹生郡厨浦と南条郡広瀬村,間道通行の荷物をめぐり争う[青木与右衛門家文書].
1803 享和3 この年吉田郡清水村など21か村,木綿を栽培[赤井富士雄家文書]./小浜藩,三丁町に遊郭を再び許可し運上銀を取る[小浜市史]./福井藩,風病で困窮する村むらへ救籾を支給[家譜].
1804 文化1 2 1 丸岡藩,江戸で儒者宮本与八郎を召し抱え,丸岡で子弟を教授させる(藤原有馬世譜).
1804 文化1 3 16 福井城下で火事,町家134軒など焼失[家譜].
1804 文化1 3 鯖江藩,定免制を採用[間部家文書].
1804 文化1 7 26 坂井郡吉崎浦で火事,在家176軒・口留番所など焼失[家譜].
1804 文化1 8 西本願寺派101か寺,宗旨安心についての願書を福井藩に提出[家譜].
1804 文化1 9 福井藩,三都商人の借銀を30年賦償還とする[家譜].
1804 文化1 9 幕府,諸藩に囲籾を命じる[家譜].
1804 文化1 11 30 福井藩,風雨洪水による領内の損毛高6万3,000石余を幕府に届ける[家譜].
1804 文化1 この年有馬誉純,城内に藩校平章館を設置[藤原有馬世譜]./丸岡藩儒関赤城ら「古今類聚越前国誌」を完成[藤原有馬世譜]./府中の伊藤多羅,「音韵新書」を刊行.
1805 文化2 1 幕府,諸大名にロシア船の警戒を命じる.
1805 文化2 3 福井藩,仮医学所(済世館)を藩医浅野道有宅に創設[松平文庫].
1805 文化2 4 29 福井藩,出水防止のため川筋の柳伐を命じる[松平文庫].
1805 文化2 9 幕府,囲籾を命じる[家譜].
1805 文化2 11 8 土井利貞隠居,利義大野藩を継ぐ[土井家文書].
1805 文化2 11 福井藩の大番組・新番組一同,借知の免除か手当の支給を要求[続片聾記].
1806 文化3 2 27 福井藩,西本願寺宗意一件についての領内寺院連印の願書を幕府に提出[家譜].
1806 文化3 3 2 酒井忠進,小浜藩を継ぐ[酒井家文書].
1806 文化3 4 敦賀郡麻生口村と谷村,東川端起地の境界をめぐり争う[酒井家稿本].
1806 文化3 5 5 大野で勝手御用掛を批判する落書が発見される[横田家文書].
1806 文化3 6 27 福井藩,焼失した江戸屋敷再建のため町在に御頼講1万5,000両を命じる[家譜].
1806 文化3 7 23 小浜藩,江戸藩邸内に武芸稽古場を設置[酒井家稿本].
1806 文化3 7 幕府,西本願寺派の宗旨安心について裁許,福井掛所閉門[家譜].
1806 文化3 9 17 伊能忠敬,測量のため大飯郡日引に入る[清常孫兵衛家文書,藤田義一文書].
1806 文化3 9 21 坂井郡波松浦と北潟浦安楽寺との間で山境をめぐり争う[山岸嘉夫家文書].
1806 文化3 9 丹生郡八俣村,油木の実を小浜に運び同郡左右浦から訴えられる[八俣区有文書].
1806 文化3 10 8 忠敬,三方郡の測量を終え敦賀に到着[酒井家稿本].
1806 文化3 11 5 福井藩,風病の坂井郡三宅村へ救籾を支給[家譜].
1806 文化3 11 大飯郡三松村の百姓,庄屋の交替を要求[一瀬重左衛門家文書].
1806 文化3 この頃敦賀や小浜へ松前物の入津が増える[旧西村孫兵衛家文書].
1807 文化4 1 遠敷郡名田庄の下村内で争論がおこる[森口徳左衛門家文書].
1807 文化4 2 29 西本願寺派の俗門徒,福井木田町長慶寺へ乱入[家譜].
1807 文化4 3 幕府,西蝦夷地を上知して蝦夷地全域を直轄地とする.
1807 文化4 4 西本願寺本山,藤島超勝寺や掛所役寺を上京させようとする[家譜].
1807 文化4 5 24 越前・若狭で大風雨,小浜藩領や福井城下で洪水[家譜,酒井家稿本].
1807 文化4 5 旗本金森家,趣法替えを実施[宮地儀兵衛家文書].
1807 文化4 6 今立郡篭掛村と大本村,山境と木地挽をめぐり争う[田中作右衛門家文書].
1807 文化4 8 8 福井藩,大水手当のため領内に救籾や拝借籾を実施[家譜].
1807 文化4 9 1 酒井忠進,領内の寺社に竹木伐採などに関する禁制を与える[酒井家稿本].
1807 文化4 9 11 福井藩,大水手当のため領内に再度救籾を支給[家譜].
1807 文化4 9 17 越前・若狭で大風雨洪水[家譜,酒井家稿本].
1807 文化4 9 28 小浜藩,洪水手当として領内へ救金3,000両を与える[古河家文書].
1807 文化4 10 6 福井藩,幕府に囲籾を大水の諸入用手当にすることを願い出る[家譜].
1807 文化4 11 丹生郡大虫村の宮川新七,朝鮮国王への返翰紙の漉立を今立郡五箇の加藤河内に依頼[加藤河内家文書].
1807 文化4 12 27 福井藩,大雨洪水による領内の損毛高14万5,500石余を幕府に届ける[家譜].
1807 文化4 この年大飯郡高浜の家数672軒,人口2,738人,寺16,社4[雲浜鑑]./福井藩,風病で困窮する村むらへ救籾を支給[家譜].
1808 文化5 1 幕府,蝦夷地を仙台・会津両藩に守らせる.
1808 文化5 2 16 丹生郡下司村と家久村との用水出入,幕府出訴となる[家譜].
1808 文化5 2 幕府,諸藩に領内の孝行・奇特者の書出を命じる[家譜].
1808 文化5 4 幕府,間宮林蔵に樺太を探険させる.
1808 文化5 5 今立郡篭掛村,木地挽をやめることで大本村と内済[田中作右衛門家文書].
1808 文化5 5 小浜藩,異国船漂着時の手当を定める[酒井家稿本].
1808 文化5 (6) 28 小浜藩,大飯郡和田村と高浜村の伝馬荷をめぐる争いを裁許[酒井家稿本].
1808 文化5 7 25 福井藩領内で大雨洪水.のちに福井藩,領内の損毛高4万7238石余を幕府に届ける[家譜].
1808 文化5 8 16 福井藩,幕府から南条郡鯖波村と牧谷村の用水出入の熟談を命じられる[家譜].
1808 文化5 8 イギリス軍艦フェートン号,長崎に侵入.
1808 文化5 9 20 酒井忠進,寺社奉行就任[酒井家稿本].
1808 文化5 10 28 この日から福井で約1丈の雪が降る[続片聾記].
1808 文化5 11 2 坂井郡北潟浦安楽寺と波松村百姓の山境出入,幕府公訴となる[家譜].
1808 文化5 11 12 大野郡下山村の枝村岡畑村で雪崩が発生[清水孫左衛門家文書].
1808 文化5 12 5 福井藩,風病の丹生郡更毛村へ救籾を支給[家譜].
1808 文化5 12 10 忠進,京都所司代就任[酒井家稿本].
1808 文化5 12 26 忠進,上京のため幕府から1万両を拝借[酒井家稿本].
1808 文化5 12 小浜藩,領内全域に及ぶ異国船の監視体制を定める[遠敷郡誌,郷土誌大飯].
1809 文化6 2 16 福井藩,大野郡山中村と吉田郡栃原村へ凶作のため救籾を支給[家譜].
1809 文化6 2 26 敦賀の金ケ辻子町から出火,125軒焼失[敦賀市史].
1809 文化6 2 28 小浜藩,小浜町と和田間の通船の再開を許す[酒井家稿本].
1809 文化6 2 府中の鎌売仲間20人,定法を定める[武生市立図書館文書].
1809 文化6 3 20 福井藩,南条郡孫谷村へ救籾を支給[家譜].
1809 文化6 6 北陸道の細呂木宿から板取宿までの問屋,絵符荷物について奉行所に訴える[森藤右衛門家文書].
1809 文化6 7 10 足羽郡勝見村から出火,城下へ延焼,侍屋敷・町家など252軒焼失[家譜].
1809 文化6 7 16 鞠山藩主酒井忠明,大坂加番のため江戸を出発,敦賀に立ち寄る(23日)[山本計一家文書].
1809 文化6 8 1 大野藩主土井利義の隠居をめぐって,大野町で激しい百姓一揆「大野大乱」おこる[比良野八郎右ヱ門家文書].
1809 文化6 8 南条郡湯尾宿問屋の間で争いがおこる[山内治郎左衛門家文書].
1809 文化6 9 土井利義,騒動について直書を領内に布達[安達博通家文書].
1809 文化6 この年敦賀郡大比田浦,大波で塩田を流失し製塩業を全廃[石井左近家文書]./伊藤正作,1836年にかけて西日本各地の農法を学ぶ./大野郡中島村の鉛山の採鉱始まる(翌年大野藩稼行を止める)[土蔵市右衛門家文書].
1810 文化7 2 京都の心学者入江弥左衛門,小浜へ来る[古河嘉男家文書].
1810 文化7 3 10 土井利義隠居,利器大野藩を継ぐ[土井家文書].
1810 文化7 4 足羽郡今市村で諸割法等をめぐり争論がおこる[片岡五郎兵衛家文書].
1810 文化7 6 福井藩の医学所(済世館)の本館完成,薬園も作られる[松平文庫].
1810 文化7 8 坂井郡鳴鹿山鹿村と谷口村,簗をめぐり争う[野沢家文書].
1810 文化7 10 5 福井藩,風病の坂井郡東平村へ救籾を支給[家譜].
1810 文化7 10 勝山町,大杉沢の材木を伐採するが天候悪化のため中止[平沢善兵衛家文書].
1810 文化7 10 幕府,諸藩に再び囲籾を命じる[家譜].
1810 文化7 11 大野郡平泉寺村の赤尾・岡の両枝村,本村との別盛を求める[平泉寺文書].
1810 文化7 12 21 幕府,福井藩領内北陸道宿の人馬賃銭の割増を許可[家譜].
1810 文化7 12 24 福井藩,幕府に囲籾高を届け出る[家譜].
1811 文化8 2 坂井郡一本田村で畦直が行われる[山田畯一家文書].
1811 文化8 (2) 12 福井城下で火事,侍屋敷足軽家86軒・町家267軒など焼失[家譜].
1811 文化8 (2) 小浜藩,手島堵庵の門人を小浜に招く[森川譲治家文書].
1811 文化8 3 5 勝山町で大杉沢の材木伐採をめぐり打ちこわしがおこる[比良野八郎右ヱ門家文書,平沢善兵衛家文書].
1811 文化8 3 福井城下の商人内藤喜右衛門,福井藩に献金して学問所建設を願う[越前人物志].
1811 文化8 6 20 小浜の森川小野八,心学の修行に京都へ行く[森川譲治家文書].
1811 文化8 7 11 小笠原長貴,家老以下奉行・代官などを処分[松屋文書など].
1811 文化8 10 20 福井藩,風病の吉田郡寮村へ救籾を支給[家譜].
1811 文化8 11 4 福井藩,幕府から坂井郡波寄村など5か村と米納津村の悪水吐場出入りの熟談を命じられる[家譜].
1811 文化8 12 23 幕府,西本願寺派落井正立寺・今泉西誓寺など8か寺と百姓ら4名に江戸出府を命じる[家譜].
1811 文化8 12 24 坂井郡浜坂浦の出店甚右衛門宅へ「蓑虫」が詰めかける[常名家文書].
1811 文化8 12 鷹屋純芳,「国乗遺聞」を完成.
1812 文化9 2 西本願寺派門徒,城下掛所に参集し江戸出府の猶予を求める[家譜].
1812 文化9 3 16 間部詮允,鯖江藩を継ぐ[間部家文書].
1812 文化9 4 4 有馬誉純,西丸若年寄になる[丸岡有馬家譜].
1812 文化9 4 大野藩,騒動に際して村百姓を宥めた者に褒詞を贈る[笠松宗右衛門家文書].
1812 文化9 5 10 入江弥左衛門,小浜に来て道話を行う[森川譲治家文書].
1812 文化9 5 西本願寺,宗意一件についての幕府への訴訟を取り下げる[家譜].
1812 文化9 8 7 土井利器,大坂加番につく[土井家文書].
1812 文化9 8 20 小浜藩,古河屋嘉太夫にこれまでの調達金8000両余の上納を命じる[古河嘉雄家文書].
1812 文化9 10 西本願寺掛所輪番西秀寺と使僧,京都より着任[家譜など].
1812 文化9 10 福井藩,風病で困窮する村むらへ救籾を支給[家譜].
1812 文化9 11 11 西本願寺派の俗門徒,掛所に詰めかけ,輪番に安心向の説法を要求[家譜].
1812 文化9 11 11 幕府,江戸大坂廻米高を例年の2割減を命じる[家譜].
1812 文化9 この冬越前・若狭で大雪.
1812 文化9 この年内海元紀,敦賀で生まれる.
1813 文化10 1 7 小浜藩,大雪による潰家や難儀人を吟味[古河家文書,村松喜太夫家文書].
1813 文化10 1 23 勝山町,大雪のため左儀長をこの日から行う(~25日)[比良野八郎右ヱ門家文書].
1813 文化10 1 鯖江藩大庄屋ら,心学者を招くため京都へ使いを出す[窪田家文書].
1813 文化10 3 7 入江弥左衛門,鯖江藩領内の村むらを廻る[福岡平左衛門家文書].
1813 文化10 6 15 坂井郡鳴鹿村の渡し場で渡し船転覆,3名水死[鳴鹿区有文書].
1813 文化10 7 幕府,大坂廻米高の半分を囲籾とするよう命じる[家譜].
1813 文化10 8 19 幕府,板取や浅水など北陸道内7宿の人馬賃銭の割増を許可[家譜].
1813 文化10 8 20 小浜藩,三方郡世久見浦と食見浦の枝村出入を裁許[渡辺市左衛門家文書].
1813 文化10 8 福井藩,他国の楮株を今立郡五箇へ売り渡し,植付けさせる[岩本区有文書].
1813 文化10 8 小浜藩,領内に冥加金2万両を課す[酒井家稿本].
1813 文化10 10 鯖江藩,江戸に御稽古所(のち惜陰堂)を設ける[間部家文書].
1813 文化10 10 森川小野八,明倫舎諸国当添状と三舎印鑑を得る[森川譲治家文書].
1813 文化10 (11) 23 丹生郡蒲生浦から茱崎浦まで延焼,家199軒など焼失[家譜].
1813 文化10 この年泉屋(住友家)で製錬した荒銅中に大野郡荷暮銅404斤4分がある.
1814 文化11 1 29 福井藩,幕府に本保代官所支配所を預所とすることを願い出る[家譜].
1814 文化11 2 14 小笠原長貴,大坂加番役を拝命[小笠原家譜].
1814 文化11 5 7 鯖江藩,御稽古所(のち進徳館)を開く[間部家文書].
1814 文化11 7 丸岡藩の青木松秀,有馬誉純の命で「藤原有馬世譜」を完成させる.
1814 文化11 9 22 間部詮勝,鯖江藩を継ぐ[間部家文書].
1814 文化11 9 大飯郡上鎌倉村で庄屋給に絡む争論がおこる[井ノ元道雄家文書].
1814 文化11 10 福井藩,領内の8か浦の遭難した乗組員86人の家族に救籾を支給(~12月)[家譜].
1814 文化11 この年森川小野八,越前各地で道話を行う[森川譲治家文書]./鯖江藩,この年以降上米を実施[間部家文書].
1815 文化12 1 21 地震,大野・勝山揺れる[花倉家文書など].
1815 文化12 3 16 遊行上人,福井へ到着[家譜].
1815 文化12 4 13 大野清滝社で徳川家康200年忌祭礼[斎藤寿々子家文書].
1815 文化12 4 15 酒井忠進,老中となる[酒井家文書].
1815 文化12 4 小浜藩,領内の身柄の者に御用金を課す[酒井家稿本].
1815 文化12 7 29 福井藩,吉田郡吉峰村の病人へ救籾を支給[家譜].
1815 文化12 8 大野の毘沙門境内で曲手鞠取興行[斎藤寿々子家文書].
1815 文化12 8 森川小野八,幕府領福井藩預所の村むらを廻る[森川譲治家文書].
1815 文化12 10 面谷銅山元締,大野郡大雲鉛山の稼行引請方を大坂泉屋(住友)に頼む[住友史料館文書].
1815 文化12 12 7 福井藩,夏の風雨洪水による領内の損毛高9万3,000石余を幕府に届ける[家譜].
1815 文化12 この年福井藩の井上翼章,『越前国名蹟考』を完成./坂井郡山岸村,砂除のため松の苗を植える[林三郎左衛門家文書].
1816 文化13 2 遠敷郡太良庄村人,庄屋2人の退役を要求[高鳥半右衛門家文書].
1816 文化13 4 25 酒井忠進,勤役中の物入りを理由に幕府から5,000両を拝借[酒井家稿本].
1816 文化13 6 16 大坂泉屋手代,鉛山見分のため大野へ来る[土井家文書].
1816 文化13 8 20 福井藩,大水で家が大破した者へ救籾を支給[家譜].
1816 文化13 12 4 福井藩,6・8月の風雨洪水による領内の損毛高17万3,000石余を幕府に届ける[家譜].
1816 文化13 この年福井藩,寺社改や寺内改を実施./鯖江藩と大坂鴻池との借財関係が始まる./今立郡五分市の鋳物師総代,取極め証文を作る[弘願寺文書など].
1817 文化14 3 入江弥左衛門,鯖江藩・大野藩領内で道話を行う[福岡平左衛門家文書など].
1817 文化14 4 18 杉田玄白,死去[酒井家文書].
1817 文化14 6 30 大飯郡高浜浦町から出火,家273軒焼失[村松喜太夫家文書].
1817 文化14 8 福井藩,領内各村へ「農稼業事抜書帳」を配布[片岡五郎兵衛家文書].
1817 文化14 9 大野郡若猪野村へ「蓑虫」が寄せるとの廻状沙汰がおこる[石渡文書].
1817 文化14 11 10 鯖江藩,家中に対して5年間の半知を命じる[間部家文書].
1817 文化14 11 20 福井藩,痢病流行の南条郡新田升谷村へ救籾を支給[家譜].
1818 文政1 2 24 福井清源寺町から出火[家譜].
1818 文政1 5 1 福井藩,2万石加増され32万石となる.このとき村明細帳を作成させる[家譜,小島武郎家文書].
1818 文政1 6 18 遠敷郡麻生野村で火事,35軒焼失[酒井家稿本].
1818 文政1 7 11 福井城下で大火,町家1,179軒・寺34など焼失[家譜].
1818 文政1 7 12 小浜西津から出火,約350軒焼失[団嘉次家文書].
1818 文政1 7 14 南条郡今庄で火事,町家142軒・在家134軒など焼失[家譜].
1818 文政1 7 23 酒井忠進,西丸老中となる[酒井家文書].
1818 文政1 7 25 土井利忠,利器の急養子となって大野藩を継ぐ[土井家文書].
1818 文政1 7 27 山名義蕃(間部詮勝叔父),詮勝の後見を辞任[間部家文書].
1818 文政1 11 15 小浜藩,勝手向の窮乏のため家中に100石につき300匁の調達銀を賦課[酒井家稿本].
1818 文政1 11 16 福井藩,夏の日照りによる領内の損毛高7万石余を幕府に届ける[家譜].
1818 文政1 11 徳川家慶と御三家から若狭塗の注文がある[古河家文書].
1819 文政2 1 足羽郡今市村で庄屋選出をめぐり騒動となる[片岡五郎兵衛家文書].
1819 文政2 3 小浜藩,小浜三丁町の遊び茶屋営業を停止[清常孫兵衛家文書].
1819 文政2 3 福井藩,江戸屋敷普請のため領内の冥加講から上納金を集める[家譜].
1819 文政2 5 3 酒井忠進,徳川家慶へ若狭塗重箱3組を献上[酒井家文書].
1819 文政2 6 4 勝山郡中,本保代官所・飛騨高山陣屋へ捨訴があったとして騒ぐ[松屋文書].
1819 文政2 6 12 地震,南条郡より南,敦賀・小浜揺れる[岩本区有文書など].
1819 文政2 7 福井藩,桜の馬場に学塾を設け前田雲洞に引き渡す[松平文庫].
1819 文政2 8 福井藩,「農稼業事抜書帳中ノ巻」を領内各村に配り木綿作を奨励[片岡五郎兵衛家文書].
1819 文政2 9 3 間部詮勝,勅使御馳走方を無事つとめる[間部家文書].
1819 文政2 9 鯖江藩領谷口組大庄屋に不満をもつ村むらが騒ぐ[間部家文書].
1819 文政2 9 三国久昌寺隠居,金毘羅講を名目に富くじを計画[大森英世家文書].
1819 文政2 11 29 松平斉承,将軍徳川家斉の女浅姫を正室に迎える[家譜].
1819 文政2 11 鯖江藩,勅使御馳走のため領内に御用金を賦課[高田達郎家文書].
1819 文政2 この年若狭の浦うらに十州塩が持ち込まれ,地元塩の値が下がる[田辺文書]./鯖江藩,全村で定免制を施行./三方郡坂尻浜で玳瑁(タイマイ)が捕獲される[須田悦生家文書].
1820 文政3 2 真継家,吉田郡志比境村の清水四郎平に鋳物師職免許状を与える[久保文苗家文書].
1820 文政3 4 8 入江弥左衛門,大野藩領内を廻村・帰路鯖江藩領内を廻村[福井大学附属図書館文書,福岡平左衛門家文書].
1820 文政3 4 福井藩,「棉苗雌雄見分ケ書」を領内の各村に配る[片岡五郎兵衛家文書].
1820 文政3 7 13 小浜西津・竹原・小松原で約100軒を焼失[団嘉次家文書].
1820 文政3 11 27 福井藩,14の代官領へ400両ずつの調達金を命じる[家譜].
1820 文政3 12 19 幕府領と福井藩領との間で村替えが行われる[家譜].
1820 文政3 12 福井藩,夏の洪水による領内の損毛高9万石余を幕府に届ける[家譜].
1820 文政3 この年土井利忠,厳しい家中倹約令を出す[土井家文書]./福井藩,風病流行で困窮する村むらへ救籾を支給[家譜].

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