Fukui Prefectural Archives

福井県史年表

Chronology

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1781~1800年

西 暦 和 暦 事 項
1781 天明1 3 11 勝山城下で大火,家中80軒・町家582軒焼失[比良野八郎右ヱ門家文書].
1781 天明1 7 三方郡早瀬浦と日向浦,沖合の漬木をめぐり争う[渡辺六郎右衛門家文書].
1781 天明1 11 15 土井利貞,大野城拝領100周年の祝儀を催し,大赦を行う[福井大学附属図書館文書].
1781 天明1 この年福井藩の井上翼章,『越藩史略』を著す.
1782 天明2 1 小浜藩順造館,すでに朱子学以外を異学として禁止[順造館惣壁書].
1782 天明2 6 6 旗本荻原秀形,元の知行所(坂井郡下関村)を宛行われる[寛政譜].
1782 天明2 12 11 福井藩,三国湊の津留を行う[家譜].
1782 天明2 この年丹生郡清水山村・島寺村と杉谷村・片山村,七郷用水をめぐり争う./大野郡佐開村と西山村・野中村,堀兼用水をめぐり争う./今立郡稲寄村妙稲寺の梵鐘、南条郡島村で鋳造される[越前文化]./福井藩内に間歩持を許可された石屋が28人に増える.
1783 天明3 1 18 小浜町で打ちこわしがおこる[酒井家文書].
1783 天明3 2 4 勝山町で当番の米屋,米を相場より安く売る[福井大学附属図書館文書].
1783 天明3 2 10 三国湊の町役人,払米を行う[大門区有文書].
1783 天明3 3 4 鯖江藩領内村むら,飢人を吟味し救米を藩に願う[窪田家文書].
1783 天明3 4 16 小浜町一揆の張本人の詮議がなされる[酒井家文書].
1783 天明3 4 真継家,遠敷郡金屋村の鋳物師仲間に鋳物師職座法の掟を出す[芝田孫右衛門家文書].
1783 天明3 4 勝山三町と郷方の家数2,859軒,人口1万1,561人[福井大学附属図書館文書].
1783 天明3 7 7 浅間山大噴火.
1783 天明3 7 有馬誉純,幕府から尾張・美濃・伊勢の河川改修工事を命じられる[徳川実紀].
1783 天明3 7 丹生郡中山村・勾当原村と南条郡湯谷村の馬借,丹生郡宿浦と新保浦の棒手振の素麺を差し押さえる[相木嘉雄家文書].
1783 天明3 7 伊勢白子の船頭大黒屋光太夫ら,アリューシャン列島に漂流.
1783 天明3 9 23 三国で打ちこわしがおこる[大門区有文書].
1783 天明3 10 27 福井藩,夏の雨天続きによる領内の損毛高12万石余を幕府に届ける.越前・若狭ともに凶作[家譜など].
1783 天明3 12 11 幕府,福井藩に預所丹生郡馬場村公事出入の内済を命じる[家譜].
1783 天明3 12 23 福井藩,城下町方に払米を実施[家譜].
1783 天明3 この冬小浜藩,敦賀の津留を命じる[柴田一男家文書].
1784 天明4 1 15 敦賀郡市野々村の権右衛門,小浜城で藁餅を聞き自宅で作る[柴田一男家文書].
1784 天明4 1 16 小浜藩,津留を実施[須田悦生家文書].
1784 天明4 1 23 鯖江藩,領内村むらへ救米500俵を与える[間部家文書].
1784 天明4 1 25 福井藩,南条郡大桐村・山中村へ風病のため町医師を派遣[家譜].
1784 天明4 1 25 福井藩,大野郡6か村に大庄屋1人をおく[家譜].
1784 天明4 1 28 敦賀北町奉行所門前に打ちこわしを予告する落書が張られる[柴田一男家文書].
1784 天明4 (1) 9 大野藩,徒党騒動の禁止を触れる[斎藤寿々子家文書].
1784 天明4 (1) 20 福井藩,領内へ救籾865俵を与える[家譜].
1784 天明4 (1) 大野町,例年の施行を延長して行う[斎藤寿々子家文書].
1784 天明4 (1) 小浜の米価,1俵あたり銀42匁にまで高騰[柴田一男家文書].
1784 天明4 2 福井城下で疫病流行[福井県立図書館文書].
1784 天明4 3 18 三国湊で大火,町家693軒・寺社11焼失[家譜].
1784 天明4 4 1 勝山町で風神除の御札が配られる[福井大学附属図書館文書].
1784 天明4 4 23 大野藩,疫病流行のため祈祷を行い御札を配る[斎藤寿々子家文書].
1784 天明4 5 10 鞠山藩主酒井忠香,本丸若年寄となる[寛政譜].
1784 天明4 5 26 三方郡上瀬宮で疫病流行のため鎮疫祭が行われる[酒井家稿本].
1784 天明4 6 20 敦賀で打ちこわし予告の貼紙がなされる[敦賀郡誌].
1784 天明4 6 23 敦賀で打ちこわしがおこる[柴田一男家文書].
1784 天明4 8 5 福井藩,御救下行米を許す場合には翌年割地を行うことを義務付ける[家譜].
1784 天明4 8 5 福井藩,在方の拝借米銀の返上を3年間猶予[家譜].
1784 天明4 11 21 大野町で「御殿講」流行,藩これを取り締る[斎藤寿々子家文書].
1784 天明4 11 鯖江藩,例年の春の高掛御用金2,500両を免除[窪田家文書].
1785 天明5 2 15 小浜藩,敦賀の一揆の頭取を召し捕る[柴田一男家文書].
1785 天明5 2 鯖江藩領内の各大庄屋組,飢人救願を出す[間部家文書].
1785 天明5 2 敦賀町来迎寺野に餓死者の供養塔が建てられる.
1785 天明5 4 6 福井藩,風病流行のため祈祷を行い札守を配布[家譜].
1785 天明5 8 1 幕府,丹生郡島寺村と杉谷村の出入を裁許[家譜].
1785 天明5 この年勝山藩,平泉寺玄成院に勝手向を完全に任す.
1786 天明6 4 6 永平寺出火,台所・客殿向焼失[家譜].
1786 天明6 7 30 間部詮
,鯖江藩を継ぐ[間部家文書].
1786 天明6 8 29 小浜藩領内で大風雨,樹木おびただしく倒れる[須田悦生家文書].
1786 天明6 9 1 福井城下の大橋舟場で,珍しい鳥類の見せ物や「阿蘭陀伝」の絡操が行われる[福井県立図書館文書].
1786 天明6 10 12 福井藩,風雨洪水による領内の損毛高13万7,000石余を幕府に届ける[家譜].
1786 天明6 この冬敦賀町商人,蔵米を買い請け,窮民にすくい売りする[柴田一男家文書].
1786 天明6 この年福井藩,越前産の商人荷物をもよりの宿場から河岸場まで運び,そこから三国湊への川下げすることを認める./幕府,最上徳内に千島を探検させる.
1787 天明7 3 敦賀町商人,糸屋の下浜に救小屋を建て施粥を行う[柴田一男家文書].
1787 天明7 3 敦賀の疋田馬借座,困窮のため250両の拝借願を出す[敦賀市史].
1787 天明7 5 6 小浜西津下竹原で出火,45軒焼失[須田悦生家文書].
1787 天明7 6 20 大野郡西山村で百姓甚之助宅が「蓑虫」によって打ちこわされる[斎藤寿々子家文書].
1787 天明7 6 29 新田義貞450回忌法要,坂井郡長崎称念寺で行われる[家譜].
1787 天明7 7 寛政改革始まる.
1787 天明7 10 28 福井藩,風雨洪水による領内の損毛高6万5,000石余を幕府に届ける[家譜].
1787 天明7 12 21 福井藩,村方に対する「成立之趣法定書」を示す[家譜].
1788 天明8 1 30 京都で大火[家譜].
1788 天明8 4 21 大野藩,松田与惣左衛門らを「御勝手向御用掛り下働き」に任じる[花倉家文書].
1788 天明8 4 24 今立郡橋立村で火事,70軒余焼失[間部家文書].
1788 天明8 4 今立郡大屋・葛岡両村と矢放村,赤川用水をめぐり争う[大屋区有文書].
1788 天明8 4 大野町で米騒動から人びとが町の牢屋へ集結するとの風評がたつ[安達仲弥家文書].
1788 天明8 5 8 京都の芥川思堂,鯖江藩に儒者として召し抱えられる[間部家文書].
1788 天明8 7 20 福井藩,町在に家掛り銀を命じる[家譜].
1788 天明8 8 20 酒井忠香致仕,忠言鞠山藩を継ぐ[寛政譜].
1788 天明8 9 5 福井藩,評定所内に目安箱を設置[家譜].
1788 天明8 この年小浜への入津船数476艘,米・大豆・小豆合わせて14万5,470俵,四十物2万1,771箇,敦賀への入津船数265艘,米・大豆合わせて8万3,330俵[藤田義一家文書,指掌録].
1789 寛政1 1 29 大野で大雪,六間町の辺りで家の軒ほどまで積雪[はまや西沢茂雄家文書].
1789 寛政1 3 21 幕府巡見使,近江から若狭熊川に入る(この後越前を訪れる)[酒井家稿本].
1789 寛政1 4 1 大野藩,松田与惣左衛門ら3人から200両を調達(7月に200両,8月に300両)[花倉家文書].
1789 寛政1 4 17 大野城下で大火,三の丸を類焼,町方1,011竃焼失[斎藤寿々子家文書].
1789 寛政1 5 14 福井城下で「物騒沙汰」があり,諸番が警戒[福井大学附属図書館文書].
1789 寛政1 6 11 大雨,福井城下で洪水[家譜].
1789 寛政1 6 18 敦賀で洪水[酒井家稿本].
1789 寛政1 (6) 1 福井城下,再び大雨洪水[家譜].
1789 寛政1 (6) 幕府,諸藩に領内の善行者の資料提出を命じる[家譜].
1789 寛政1 7 1 小笠原長教,大坂加番役を拝命(小笠原家譜など).
1789 寛政1 7 18 福井藩,風雨洪水のため窮民に救籾2,019俵を与える[家譜].
1789 寛政1 9 15 幕府,諸藩に囲穀を命じる[家譜].
1789 寛政1 10 13 福井藩,風雨洪水による領内の損毛高14万6,000石余を幕府に届ける[家譜].
1789 寛政1 10 25 福井藩,家中と町方に風俗の粛正を命じる[家譜].
1789 寛政1 10 直轄領と福井藩預所の間の村替えが行われる[松平文庫].
1789 寛政1 11 6 福井藩,町在の御用達に御頼金を命じる[家譜].
1789 寛政1 12 6 大野藩,松田ら3人に700両の元利を返し,11日に1,300両の調達を言い渡す[花倉家文書].
1789 寛政1 この年坂井郡の三金津の家数615軒,人口2,144人,北金津町には本陣・問屋のほかに旅篭屋55軒・揚屋30軒・桶屋6軒などがある[吉川充雄家文書]./三国湊の水深がとくに浅くなり,問屋が難儀する[三国湊御用留帳].
1790 寛政2 2 2 鞠山藩主酒井忠言,大坂加番役を命じられる[酒井家稿本].
1790 寛政2 2 29 福井藩,領内に楮株の改めを命じる[家譜].
1790 寛政2 3 大飯郡和田村と上車持村,入会の山林をめぐり争う[酒井家稿本].
1790 寛政2 4 27 大野藩,年寄中村重助を面谷銅山取立用掛に任命し再開発に着手[武田知道家文書].
1790 寛政2 5 芥川思堂,鯖江藩家中に講釈を行う[間部家文書].
1790 寛政2 6 11 福井藩,追放者・欠落人の立帰りについて申し渡す[家譜].
1790 寛政2 7 土井利貞,幕府に面谷銅山再開発手当金の拝借を願い出る[武田知道家文書].
1790 寛政2 8 19 小浜で大水,板橋・中橋・西津口橋落ちる[須田悦生家文書].
1790 寛政2 9 22 福井藩,菜種の専売制をうちだす[家譜].
1790 寛政2 10 27 小浜藩,座株なしでの油の売買を禁止[酒井家稿本].
1790 寛政2 この年今立郡池田郷東俣村で飯田家と小百姓との間で争論おこる[飯田廣助家文書].
1791 寛政3 2 6 幕府,面谷銅山見分役を面谷に派遣[武田知道家文書].
1791 寛政3 2 三方郡世久見浦で頭百姓と小百姓が対立[渡辺市左衛門家文書].
1791 寛政3 6 20 三国湊の問丸ら,沖の口差留の米穀入り方の許可を願い出る[三国湊御用留帳].
1791 寛政3 7 21 幕府,南条郡湯谷村と丹生郡中山村の馬借出入を裁許[家譜].
1791 寛政3 8 10 福井藩,幕府から大豆移出入の自由を認められる[家譜].
1791 寛政3 8 20 福井藩明里米蔵から三国米蔵まで米を積んだ川舟が難破[三国湊御用留帳].
1791 寛政3 8 20 越前・若狭で大風雨洪水.のちに福井藩,領内の損毛高11万5,000石余を幕府に届ける[家譜,酒井家稿本].
1791 寛政3 9 幕府,異国船を穏便に扱うよう指示し異国船の警備を厳重にする.
1791 寛政3 11 2 勝山藩,新規に大庄屋を2人にする[比良野八郎右ヱ門家文書].
1791 寛政3 12 1 小浜藩,調達金によって家臣の困窮を救う[酒井家稿本].
1791 寛政3 12 大野藩,面谷銅山再開のための5,000両拝借を許される[武田知道家文書].
1791 寛政3 この年今立郡上新庄3か村と北村,徳間・久保用水をめぐり争う./竹田川筋の上と下の村々が「水行」をめぐり争う[高嶋善彦家文書].
1792 寛政4 1 大野藩へ大坂銅座から5,000両が届き,月末から面谷銅山の水抜き工事を開始[土井家文書].
1792 寛政4 1 大野郡中野村の智鏡尼,「智鏡尼上座遺訓」を書き記す[花倉家文書].
1792 寛政4 3 小浜藩,調練定・押前定を新たに出す[鈴木重威家文書].
1792 寛政4 4 10 小浜の正誓寺での大相撲に7尺3分の大男が登場[須田悦生家文書].
1792 寛政4 4 11 福井町の人口,1万8,795人[家譜].
1792 寛政4 4 小浜藩,大規模な軍事訓練である調練を行う[鈴木重威家文書,遠敷郡誌].
1792 寛政4 4 福井藩,幕府に竹田川岸柳伐について伺う[家譜].
1792 寛政4 9 3 ロシア使節ラックスマン,根室に来航.
1792 寛政4 10 3 福井城下上呉服町から出火,町家312軒など焼失[家譜].
1792 寛政4 11 この年の面谷銅山出銅6万斤[土井家文書].
1792 寛政4 12 23 福井藩,三国湊に新規の大豆津出を認める[三国湊御用留帳].
1792 寛政4 この年小浜町で背持に「背持札」が発行される./敦賀の釘屋仲間,気比神宮に石灯篭を奉納[敦賀市史]./敦賀町の人口1万262人[指掌録].
1793 寛政5 1 27 小笠原長教,大坂加番役を拝命[小笠原家譜].
1793 寛政5 1 小浜藩,異国船警備の体制を整える[酒井家稿本].
1793 寛政5 2 16 福井藩,異国船への手当を定める[家譜].
1793 寛政5 3 小浜藩家老酒井内匠介,領内を巡視し軍事的な調査を行う(~4月)[平田勇家文書,清常孫兵衛家文書など].
1793 寛政5 3 丹生郡小樟浦,大網漁の境界で同郡新保浦と争う[小樟区有文書].
1793 寛政5 4 5 福井藩,「半減」の借知を行う(7年間続ける)[家譜].
1793 寛政5 4 南条郡瀬戸村の枝村の木地師,本村から木地挽を許される[伊藤助左衛門家文書].
1793 寛政5 7 大野郡平泉寺・赤尾・岡の3か村,減免を願い出る[平泉寺区有文書].
1793 寛政5 9 大野藩,宮沢由左衛門を「御勝手向御用掛り下働き」に任命[花倉家文書].
1793 寛政5 10 18 福井藩,日野川沿いの白鬼女から府中辺までの小舟の荷物輸送を取り締る[舟津五丁目区有文書].
1793 寛政5 10 坂井郡滝谷出村,三国湊の権益に対して江戸へ出訴[滝谷町記録].
1793 寛政5 11 25 福井藩,借財の返済を7年間凍結[家譜].
1793 寛政5 12 25 福井藩,囲米1,500石を幕府に届ける[家譜].
1793 寛政5 この年小浜藩,領内への御用金・調達金の賦課を再開[酒井家稿本].
1794 寛政6 3 16 遊行上人,福井の乗久寺に到着(その後若狭を廻る)[家譜,酒井家稿本].
1794 寛政6 6 3 若狭で風雨洪水(酒井家稿本).
1794 寛政6 6 23 丹生郡小樟浦と新保浦,猟場境をめぐり争い,幕府評定所の扱いとなる[小樟区有文書].
1794 寛政6 7 9 三方郡上瀬宮,日照りのため雨乞の祈祷を行う[酒井家稿本].
1794 寛政6 7 27 有馬誉純,儒学者関文太郎を江戸藩邸に招く[藤原有馬世譜].
1794 寛政6 8 14 大野藩,御用金700両を申し付ける[花倉家文書].
1794 寛政6 8 21 福井城下で火事,町家210軒・寺10など焼失[家譜].
1794 寛政6 (11) 25 福井藩,旱魃による領内の損毛高8万6,791石余を幕府に届ける[家譜].
1794 寛政6 この冬南条郡上広瀬組33か村,猪354頭・鹿766頭を捕獲[馬場善十郎家文書].
1794 寛政6 この年面谷銅山は「近年屋敷数相増し、野菜物等不足」といわれるほどになる[池田與三郎家文書].
1795 寛政7 1 福井藩,沖口御法度条々を出す[向山治郎右ヱ門家文書].
1795 寛政7 3 6 信州善光寺の若狭巡国始まる[須田悦生家文書].
1795 寛政7 5 面谷銅山の金名子以下合わせて家数52,人数328人[轟まつゑ家文書].
1795 寛政7 8 28 福井城下で洪水.のちに福井藩,領内の損毛高9万5,000石余を幕府に届ける[家譜].
1795 寛政7 8 29 大野郡上庄村あたりで真名川洪水[花倉家文書].
1795 寛政7 12 27 福井藩,囲米1,500石を幕府に届ける[家譜].
1795 寛政7 この年府中近隣の18か村,領主荷物の川舟輸送を府中からに限り認められる[石倉家文書]./小浜藩の借財,24万両と噂される[清常孫兵衛家文書].小浜藩,調達金を領内に割り当てる[酒井家稿本].
1796 寛政8 1 丹生郡余田村の小前や若者ら,小作問題で新法を申し立てる[増田喜左衛門家文書].
1796 寛政8 4 幕府,永平寺と能登総持寺との出入を裁許[家譜].
1796 寛政8 5 27 丸岡藩,大坂の豪商加島屋に勝手向を引き受けさせる[藤原有馬世譜].
1796 寛政8 6 2 福井藩領内大雨,城下洪水.のちに福井藩,損毛高8万8,000石余を幕府に届ける[家譜].
1796 寛政8 6 15 勝山で奥山騒動おこる[比良野八郎右ヱ門家文書].
1796 寛政8 6 坂井郡大牧村ほか5か村と正善村ほか5か村の堤上置土出入,幕府出訴[家譜].
1796 寛政8 7 丹生郡甑谷村と西番村,村境をめぐり争う[甑谷区有文書].
1796 寛政8 7 小浜藩,三方郡海山村と田井村の三方湖菱取をめぐる争いを裁許[酒井家稿本].
1796 寛政8 8 3 土井利貞,大坂加番につく[土井家文書].
1796 寛政8 8 24 小浜藩,大飯郡高浜村と小黒飯村の漁場をめぐる争いを裁許[酒井家稿本].
1796 寛政8 9 5 勝山藩,定例郷盛銀を改め,大庄屋与内米を2人分とする[比良野八郎右ヱ門家文書].
1796 寛政8 9 21 福井藩,幕府から南条郡鋳物師村と東大道村の水論の熟談を命じられる[家譜].
1796 寛政8 12 9 大飯郡和田村火事,64軒焼失[酒井家稿本].
1797 寛政9 3 8 福井藩,幕府から藩札通用を1829年まで認められる[家譜].
1797 寛政9 3 小浜藩家老深栖典膳,海防手当のため巡郷する[酒井家稿本].
1797 寛政9 4 永平寺門前において騒動が発生[渡辺綱右エ門家文書].
1797 寛政9 5 25 今立郡北村と長尾村・戸谷村・三ツ屋村の用水出入り,内済となる[家譜].
1797 寛政9 5 南条郡湯尾宿の小前・雑家,村役人・大高持層の不当を藩へ訴える[山口武助家文書].
1797 寛政9 6 5 丹生郡西番村と甑谷村の畑方出入,幕府出訴となる[家譜].
1797 寛政9 6 19 福井城下で大火,町家848軒・寺14焼失[家譜].
1797 寛政9 (7) 26 勝山藩の郷中庄屋,郷盛をめぐり勝山町尊光寺で寄合い相談し藩に願う[比良野八郎右ヱ門家文書].
1797 寛政9 7 幕府,丹生郡小樟浦と新保浦との大網場の境界争いを裁定[小樟区有文書].
1797 寛政9 8 24 三国湊の川舟庄屋,福井藩に在々の小舟持の取締りを願い出る[三国湊御用留帳].
1797 寛政9 9 29 有馬誉純,儒者関文太郎の弟栄一郎を江戸藩邸に招く[藤原有馬世譜].
1797 寛政9 9 小浜藩,領内に来春からの日銭上納を命じる[酒井家稿本].
1797 寛政9 10 大坂の泉屋吉治郎(住友友聞),大野藩より面谷銅山下請稼ぎを命じられる(翌年から引き受ける).
1797 寛政9 11 25 酒井忠言致仕,忠明鞠山藩を継ぐ[寛政譜].
1797 寛政9 この年吉崎御坊の本願寺派別院本堂再建.
1798 寛政10 1 大野藩,町家の建替えでは板屋根にするよう再び命じる[宮澤秀和家文書].
1798 寛政10 2 勝山で公事割銀や藩の中間方人足などの軽減要求が高まる[室屋笠松家文書].
1798 寛政10 3 府中で鎌鍛冶の鞴株札が交付される[鍛冶仲間記録].
1798 寛政10 3 泉屋,面谷銅山の稼行を請け負い,職人を派遣.
1798 寛政10 6 5 福井藩,端浦から敦賀への産物の出入りを厳禁[家譜].
1798 寛政10 7 29 福井藩,大野郡内7か村へ救籾を支給[家譜].
1798 寛政10 8 25 大野の篠座社境内で曲馬興行[宮澤秀和家文書].
1798 寛政10 9 敦賀郡大比田浦で,庄屋の諸勘定に対して百姓が争論をおこす[中山正彌家文書].
1798 寛政10 10 22 有馬誉純,儒者関文太郎(赤城)を丸岡に派遣[藤原有馬世譜].
1798 寛政10 10 25 福井藩,南条郡大桐村と山中村へ悪作のため救籾を支給[家譜].
1798 寛政10 10 丹生郡芝原村ほか2か村と本保村ほか1か村の用水出入,熟談となる[家譜].
1798 寛政10 11 30 小浜藩,幕府から米手形の発行を認められる.
1798 寛政10 この年面谷銅山の大坂廻着銅の掛改斤高は合計3万4,655斤9分,入目斤高216斤6分./幕府,最上徳内と近藤重蔵に千島を探検させる.
1799 寛政11 1 幕府,松前藩から東蝦夷地を上知し,7年間の直轄地とする.
1799 寛政11 2 11 大野藩,銭湯の男女混浴を禁止[斎藤寿々子家文書].
1799 寛政11 2 16 福井藩,今立郡安養寺村へ凶作のため救籾を支給[家譜].
1799 寛政11 2 24 福井藩,国産の絹類・布木綿などの他国移出を禁じ,他国から入る絹類の口銭を取る[家譜].
1799 寛政11 3 1 小浜藩,領内での米手形の通用を命じる[組屋文書].
1799 寛政11 3 1 大野藩,町方に対し厳しい倹約令を出す[斎藤寿々子家文書].
1799 寛政11 5 2 小笠原長貴,勝山藩を継ぐ[小笠原家譜].
1799 寛政11 5 18 福井藩,国産の絹糸の運上銀上納を定める[家譜].
1799 寛政11 5 20 福井藩,塩を専売制とする[家譜].
1799 寛政11 5 27 熊川月番小切手が発行され,歩行持のせり売荷も改めの対象となる[熊川区有文書].
1799 寛政11 6 20 福井藩,糸改会所を開設し生糸の統制を強化[松平文庫].
1799 寛政11 7 12 勝山城下で火事,町家281軒・寺11など焼失[松井家文書].
1799 寛政11 8 29 福井藩,三国湊入船の商物を買上げ希望者に売り払うよう命じる[家譜].
1799 寛政11 9 18 松平重富致仕,治好福井藩を継ぐ[家譜].
1799 寛政11 11 10 南条郡今庄で火事,町家102軒・在家130軒など焼失[家譜].
1799 寛政11 12 22 小浜西津の漁師町から出火,104軒焼失[須田悦生家文書].
1800 寛政12 3 11 遠敷郡中ノ畑村,上根来村との出入で傘連判状を作成[中ノ畑区有文書].
1800 寛政12 3 大野郡大井組と堀兼組,真名川堀兼堰の渇水期のせき止めをめぐり争う[山田三郎兵衛家文書].
1800 寛政12 (4) 三方郡気山村の長百姓,庄屋の交替を要求[熊谷平兵衛家文書].
1800 寛政12 5 18 福井藩領内で大雨,城下洪水.のちに福井藩,領内の損毛高11万2,000石余を幕府に届ける[家譜].
1800 寛政12 5 19 酒井忠貫,小浜町出水のため発駕を延期[酒井家稿本].
1800 寛政12 7 22 福井藩,痢病流行の坂井郡安田村へ救籾を支給[家譜].
1800 寛政12 7 29 福井藩,菜種油と綿実油の移出を三国湊に限って許す.また,三国湊・吉崎浦・浜坂浦・河野浦・今泉浦での大豆移出を再び認める[家譜].
1800 寛政12 7 河野浦右近家の弁天丸,江差湊沖で破船[右近権左衛門家文書].
1800 寛政12 11 南条郡湯尾宿の小百姓ら,人足役与内の配分で村役人を訴える[山口武助家文書].
1800 寛政12 12 23 福井藩,不漁の坂井郡松蔭村へ救籾を支給[家譜].
1800 寛政12 この年今立郡大屋村の坂野二蔵,「越前地名考」をまとめる.

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