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常設展示:歴史的公文書

令和7年1月24日(金)~令和7年5月21日(水)

2023年撮影のコウノトリの写真
自然環境課提供のコウノトリ(2023年7月撮影)

 

簿冊「コウノトリ飼育・繁殖事業4」

平成26(2014)年「コウノトリ飼育・繁殖事業4」
安全環境部自然環境課 簿冊番号 63046

 一度は「県の鳥」に選ばれながらも絶滅してしまったコウノトリ。その飼育・繁殖・野生復帰に向けた取組は、平成23(2011)年に国や市民団体、有識者などと協力しながら始まり、現在は県内のみならず全国的に生息地が拡大し、一定の目的が達成されています。
 コウノトリが住みやすい自然環境の整備もあり、令和5年に福井県に飛来したコウノトリは87羽・巣立った幼鳥は13羽。平成27(2015)年~平成30(2018)年にかけて放鳥されたコウノトリ9羽も、うち5羽が県内外で繁殖していることが確認されています。

県のコウノトリに関する年表PDF

 


令和6年8月30日(金)~10月23日(水)

猛暑と渇水

平成6(1994)年「渇水対策」農林水産部水産課 簿冊番号27528
平成8(1996)年「渇水・暑熱対策」農林水産畜産課 簿冊番号32006

 今年も猛暑でさまざまな問題が生じていますが、今から約30年前の平成6(1996)年には高温に加え雨が降らずに渇水となり農林水産業に大きな被害がありました。県営の広野ダムが干上がり、水源確保のために節水PRが検討されていました。

県のコウノトリに関する年表PDF

 


令和5年12月22日(金)~令和6年4月7日(月)

38豪雪積雪量
38豪雪被害状況

 

昭和38(1962)年「38豪雪対策」総務部財政課 簿冊番号4218

 未曾有の大雪として語り継がれる「三八豪雪」。昭和37年大晦日から降り始めた雪は1月末には福井市内で213㎝に達し、「激甚災害特別財政援助法に基づく激甚災害地」に指定されるほどでした。
 この公文書には豪雪の被害状況のほか、積雪災害への法律の適用や除雪のための自衛隊の配置、交通・通信の確保、交通機関の体制整備、その後の農林水産業への支援などに対する国への要望書や県議会の決議等、昭和38年1月から3月までの様々な活動の状況が綴られており、当時の緊迫感が伝わってきます。