ミニ展示「北陸新幹線福井・敦賀開業記念」

開催期間・場所2024年1月26日(金)~4月7日(水)
9:00~17:00 福井県文書館閲覧室(入館無料)
概要北陸(北回り)新幹線の構想から県内開業に至るまでの約半世紀の道のりについて、文書館に収蔵する歴史的公文書や写真などからその一端を紹介します。
展示風景展示の様子

1. 資料の一例(歴史的公文書)

北陸新幹線建設促進事業

 昭和47(1972)年の「北廻り新幹線建設促進同盟会」の結成を皮切りに本格化した新幹線誘致の取組は、昭和48(1973)年に整備計画の決定で実を結びます。しかし、翌年にはオイルショックなどの社会情勢の影響で一時凍結されてしまい、昭和62(1987)年の解除まで関係する地域にはもどかしい時期が続きました。
 こちらの公文書は凍結解除後に作成されたもので、進捗状況や財源の計画、促進活動の経緯、駅設置への陳情などが示され、北陸新幹線着工を切望する強い思いが伝わってきます。(資料:昭和62-63(1987-88)年 「北陸新幹線建設促進事業(資料)」 総合交通課 簿冊番号1540)

2. 資料の一例(行政刊行物)

若狭にひかりを

 昭和47(1972)年に決定された基本計画では、敦賀以西は米原へのルートが想定されていました。福井県は中川知事を先頭に県土の一体的な発展のため、若狭ルートが不可欠であると陳情を重ねていきます。(資料:昭和48年「若狭にひかりを 北陸新幹線“若狭回り”早期実現北陸新幹線若狭乗り入れ建設促進同盟会 行政刊行物)

3. 資料の一例(行政刊行物)

北陸新幹線レポート

県民のみなさまに100年に1度のプロジェクトである新幹線事業を見て感じていただけるよう、工事の状況をはじめ北陸新幹線に関する様々な情報を随時提供する新幹線建設推進課発刊の刊行物です。(資料:平成29年~「北陸新幹線レポート ~響くつち音、広がる未来~」新幹線建設推進課 行政刊行物

会場位置MAP

会場_文書館閲覧室