福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 058 「御側向頭取御用日記」（1）
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「御側向頭取御用日記」（1）58ページ
　　　　　　　　　　　　　五種詰茶一箱献上　　　　　　　　　　御留守居両人 一御家老山城方靭負五郎左衛門近江左司馬治部甚十郎孫左衛門七右衛門所左衛門前以 　御移在之為伺御機嫌罷出、八時過∂追々参着被為召、揃之上大奥出来之 　麩焼五ツツヽ被下、御茶差出ス、暫有て御庭花見物被仰付、御■■所前∂何茂 　罷出松山へ上敷三枚敷之、遠望鏡拝借罷帰七半時頃∂御酒肴被下之、御肴 　かれさわら煮付、生が中皿同酢七ツ何茂頂戴、程合ニて御有合若和布差出ス、仲庵 　　　　　　　　　あらめ甘に 　当番適斉被為召取持被仰付、大奥へ被為入御膳如例、無程御帰座御酌被成下御 　　　　　　　　弐匁 　勧メ被遊、六時過幕之内一ツツヽ被下之、余興甚十郎狂哥七右衛門同断、何茂 　十分頂戴退出六半時過御給仕岩吉金三郎松五郎重々役之酒仕出ハ御膳番 　詰所ニて取計、右三人留三郎ヘハ壱匁幕之内一ツツヽ被下取計、酒ケン菱五升 一御前様∂小吉田酢桶十三御側御慰ニ被進之、但一ツヽ六大夫始当番被下跡山城初被下由 一幕之内十五人前肴之分廿人前右十人之外十兵衛被為召候所溜池様へ被為召ニ付不罷出候 　頂戴物相送り候、六大夫御医師両人壱人前過御膳番被下 一五時過∂御〆切、四時過∂表ニ相成 一表御締切御寝、御夜詰四半時前引 　　　　三月十二日　晴好 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　適斉 一御膳前御掃除被遊、五時過両御拝、夫∂御臨書如例 一九時過大奥御膳如例 　　　　塩雪魚一本御有合　六寸重桜餅　　　　森六大夫 　　右者当時実家焼失ニ付同居致候ニ付何となく被下ニ取計申候 一高田孫左衛門昨夕被為召候御礼罷出一寸御逢在之、五半時前

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