福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 043 「御側向頭取御用日記」（1）
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「御側向頭取御用日記」（1）43ページ
　　　　　　　　　　　　一殿様昨日∂ハ御様体少々御不出来被為在ニ付仲庵為御見廻被遣、罷帰御様体 　奉申上候、一七時頃仲庵拝診弥御異状不被為在旨申達ス 一御上屋敷へ為伺御機嫌金兵衛始五郎大夫・源之丞・平八郎・幾太郎罷出御菓子被下之 一七半時過表御〆切御膳被召上候　一六時前靭負罷出御噺申上候 一御夜詰四時過引、宵不寝孫大夫暁藤一郎相勤 　　　　二月廿一日　晴好 一御目覚六半時御仕廻近日之通　　　　　　診　宗甫 一仲庵奉拝診候所愈御異状無御坐御順快之御運被為在候旨、御薬ハ矢張 　前法三服差上候旨申達ス 　　　　殿様へ　鉢盛　切すし 　　右者御容体為御見舞慰ニ被進之、御上屋敷取計 一殿様為御見廻適斉被遣候、罷帰御容体申上ル、昨日∂大キニ御快方之由 一九時過御締切御入、御対面御同座御膳如例 一殿様∂為御伺万順被遣候ニ付被為召候 一為伺御機嫌御供頭次郎右衛門・太郎大夫罷出被為召御噺被遊、御菓子御茶被下之 一同様五郎左衛門罷出被為召御菓子御茶被下御咄被遊候 　　　　若和布　一束差上之　　　　　　　　天方五郎左衛門 一為伺御機嫌狛山城方被罷出御逢在之、近々四宿泊リニて浦賀へ被罷越候由 　右ニ付思召を以御手自綿子一御猪口添被下置之 一七半時過御〆切御膳如例、五半時過表ニ相成、靭負も例之通罷出ル 一御夜詰四半時二寸前引、但今宵∂御不寝相止ム 　　　　二月廿二日　晴　南風

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