福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 041 「御側向頭取御用日記」（1）
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「御側向頭取御用日記」（1）41ページ
　　　　　　　　　　　一御前様∂御玩物小一台御慰ニ被進之候 一御表様少々御風気被為入、今日之諸流武技御覧御延引被仰出候 一信良為伺御機嫌罷出、拝診被仰付清濁軽重測量器輿地図等入御覧候 　　　　早鮎五拾　御三度召上り　殿様へ十九被進之候 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　金兵衛 　　　右者草尾精一郎∂到来致ニ付差上之候 一九時過御〆切御膳被召上候、御対顔御入 一八時過殿様∂為伺御機嫌万順被遣拝診被仰付候、せんべい被下置候 一十兵衛初敬左衛門・三十郎・喜三太・平兵衛・辰蔵・清十郎・小六為伺御機嫌罷出被為召 　御目見被仰付、直ニ退去へやニて塩入煎餅被下置之 一近江為伺御機嫌罷出被為召御噺被遊候、靭負罷出同断 　　　　殿様∂御酒三升　鉢盛硯ふた物　五品 　　　右者被為聞御機嫌御側為御慰被進之、但大奥ニて御取林し相成申候 一七半時過御〆切御膳御同座ニ而被召上候、四時頃表ニ相成申候 一七時頃仲庵拝診仕候得共今日者昨夕ニ引替御宜御晩発之御気味も無御座 　御異状不被為在旨申聞候、四時過∂者多分御起坐替る々罷出候面々と御噺等 　被遊、一昨日迄之御気先と御同様ニ被相伺申候 　　　　　為伺御機嫌罷出候　　　　　　　　　　　御供頭共 一五時過今日御到来之御硯ふた物・豆ふ・御吸物ニて御酒、御〆切中於御溜左膳初一統 　頂戴被仰付候 一御夜詰四時過引、不寝宵藤一郎暁孫大夫相勤申候 　　　　二月十九日　晴光 一御目覚六半時過御仕廻昨朝之通り　　　　診　仲庵 一朝御膳御粥御本飯御一盛ツヽ被召上候

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