福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 050 「御側向頭取御用日記」（1）
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「御側向頭取御用日記」（1）50ページ
　　　　　　　　　　　　　殿様∂六寸重二若和布　中干鰈拾枚 　　右者御国廻ニ付御二所様へ被進之 一今日金兵衛斗御上屋敷へ為伺御機嫌罷出候、余人ハ今日不罷出候 一高田孫左衛門御用帖持参罷出入御覧候、七半時過 　　　　若和布差上之、弄ひ馬ト人形被下　　　高田孫左衛門 一靭負罷出例之通、七半時過大奥御膳如例　一金兵衛相願退出致候事 一六半時頃∂大奥ニ相成御夜詰四半時過引 　　　　亀甲煎餅一箱雁皮紙半切一〆　　　　　上坂平八郎 　　右者浅見七郎右衛門∂到来致ニ付御内々差上之 　　　　三月朔日　晴光　南風　八半時頃∂迅雷風雨 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　宗甫 一五半時前御神前御霊前御拝、御手備被遊、御掃除御臨書例之通 　　　　若和布　雲丹二箱　　　　　　　　　　宇都宮勘解由 　　右者今度持参仕ニ付御内々被差上之 一九時過大奥へ被為入御膳被召上、其後御蹴鞠被遊候 一　　　御文事　　　　　　　　　　　　　　　矢島恕介 　　　　御相手被仰付候、御礼申上金兵衛差加 　　右者初而今日罷出、上下着用、一旦退去再罷出、唐宋八大家文本之内留候 　　論一遍御読被遊、畢而恕介談談申上ル、金兵衛仲庵侍座 一七半時過大奥へ被為入御膳如例 　　　　為伺御機嫌罷出ル　　　　　　　　　　御供頭共 一六半時過∂御〆切相成、御夜詰四時過引 　　　　三月二日　風止新晴

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