福井県文書館 資料紹介
A0052　加藤竹雄家文書
01422　011　「慶応四戊辰日録」
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慶応四戊辰日録011
　　　　　十三日　　毛見帰り後、村役相役嘉右衛門・庄屋平兵衛・相役和助三人酒呑 同日　　　昼後上田同道出福、米善へ行泊り　米善へ 　　　　　東林寺茶壱袋、但半斤持行 同日　　　朝井原へ行、黒さと弐拾匁持行、昼飯後米善へ 　　　　　来り、酒呑、直ニ帰村 十八日　　野中へお春迎、善六差越候処おまさ不快ニ付不来 　　　　　但はちや柿三十五・次郎柿十三被持遣申候処、先方∂身欠壱束 　　　　　到来 十月二日　波寄市郎右衛門方へ贈り申候紙面写　使善六忰、新 　　　　　寸楮拝啓、朝夕は余程寒冷相催申候所、貴境御揃愈 　　　　　御多祥御起居御さ候条奉寿候、陳は先達而者貴公様∂ 　　　　　御懇情ニ被仰下候猪左衛門様御縁談之一件ニ付、退而能々 　　　　　相考候所、余り愚暗之生質ニ御さ候間、御先方様へ差上 　　　　　候とも、御間ニ合候人物らしき者ニ而無御さ、御間ニ逢 　　　　　不申候時は自然不縁之基とも相成可申 　　　　　是迄之御間柄相損ひ申候様ニ而者、却而不宜候 　　　　　間、何卒此所御承知被成下、御先方様へも不悪 　　　　　御承引被成下候様乍憚貴公様∂御伝達奉願候 　　　　　毎々御厚情ニ被仰下、千万辱寔背本意候へ共 　　　　　右之訳柄ニ御さ候間、宜御承服被下度候、先は 心緒為可得貴意、尚書外拝容万々可申伸 如此ニ御座候　草々不悉 　　　初冬二日　　　　　　　　　加藤理右衛門 　　　　　　　杉田市郎右衛門様 　　　　　　　　　　　　　　机前

　　　　　　　　　∂は
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