福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 209 「御側向頭取御用日記」（1）
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御側向頭取御用日記（1）209ページ
　　　　　　　　　　　一宗甫被為召御肩御按摩被仰付、恕介罷出御本不被遊御噺而巳也 一靱負罷出如例　一鎌落前大奥へ被為入御膳如例、御二度御三度共如常 　　　　金二百疋　　　　御小道具方小遣　清助 　　右者当春不思議ニ拾金致候ニ付冥加之為年末御手元御奉公無難相勤候ニ付銀札 　　百匁奥番迄差出、奇特之訳合ニ付御受納在之、依而奥番ニ而無急度被下取斗 　　　　為伺御機嫌罷出ル、此頃出府ニ付　三岡助右衛門 一信良義私用ニて罷出候を被為召暫御話被遊、拝診も被仰付候所御宜之義ニ被為在旨申上ル 一五時前?御締切五半時過表相成御脚湯被遊候、十分御発汗在之候 一御夜詰四時過引、宗甫御按摩被仰付、夜中御安眠也 　　　　九月廿七日　晴 一御目覚六半時過　　　　　　　　　　　　診　宗甫 一御入側ニて御拭御仕廻御撫櫛御膳も御召上り御平生之通 一宗甫奉拝診候処御平生?ハ少々御脈御進被遊候位、御気熱も格別御厚召被為 　在候故位之御義、且亦主一義御膳後罷出拝診仕候所尤御軽易之御義ニ相伺申候旨 　御床も無之御温養被遊候、依之御薬前法三帖調上之 一金兵衛義御忌日ニ付御霊前御代拝被仰付相勤、上下着 一四時過?恕介罷出御本如例　一九時過大奥へ被為入御膳如例 　　　　絵奉書百枚過日重記献上品 　　右者歌島へ被下、同人?宿土井彦兵衛方へ相送ル、彦兵衛義ハ筆姫様御附御用人 　　相勤罷在候事故彦兵衛?御内々差上候趣之御内意被為在、即歌島へ申聞候 一為御見廻常邸当番?仙庵被差越拝診被仰付候所至而御軽微之御様子ニ奉伺 　候旨罷帰申上候様申聞ル
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