福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 208 「御側向頭取御用日記」（1）
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御側向頭取御用日記（1）208ページ
　　　　　　　　　　　　　　陶器盃三箱入　上書　坤　輿盞　竜峰書　横井平四郎 　　右者思召を以被下置之、靱負?主馬方へ相廻同人?相伝へ候筈 一七半時過大奥へ被為入御膳如例、夜分左大夫被為召御噺被遊候 一五時過?表御締切相成 　　　　詰中非常之節御時宜役　　　　　　小栗五郎大夫 　　　　兼勤相心得候様 　　右之通藤一郎跡御右筆部屋申渡在之、昨日落 　　　　唐まんしう折一　　　　　　　　　柳下小十郎 　　　　白うを 　　右者知人之者?幸ニ到来致候ニ付無急度差上之、両度也 　　　　小たい二枚　　　　　　　　　　　土屋小六 　　右者今度大病之所快気致寸志身祝ニ差上度旨ニ而御膳番取斗フ 一御夜詰四半時過引 　　　　九月廿六日　小雨 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　適斉 一五時過御神霊前御拝被遊候 一御臨書中?少々御鼻水出御クシヤミも出御眼勢も不御宣、御声音も些と御 　濁被遊候様ニ被相伺候故気候も甚陰冷旁加美類連御泡剤差上之、主一義被為召 　候所同人感冒ニ而温養致居候最中ニ付思召ニ而御用捨被成下、宗甫拝診被仰付候 　所至而御軽微之御感冒気ニ被為入御脈少々御進被遊、尤御気熱御頭痛も相伺 　不申位之御義、依而主一方へ罷越申談候上緩和発汗湯御薬三貼主一調上 　之御茶之御替りニ加美連召上り候様相願申候、御二度後御脚湯御寝前同様 　被遊候様申出候、先御平生之儘御温覆被遊候而御宜旨ニ付御厚召等差上之置 一九時過大奥へ被為入御膳被召上候、御帰座後御脚湯被遊候
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