福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 201 「御側向頭取御用日記」（1）
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御側向頭取御用日記（1）201ページ
　　　　　　　一昨日之御替日ニ而殿様九半時御供揃ニ而被為入、直ニ御対顔御程合ニ而大奥御対面 　如例、御帰坐之上御菓子差上之　亀甲万寿大奥?も被進之、御供之面々御目見 　　　　　　　　　　　　　　　小くら山 　被仰付十兵衛・靱負罷出居御供之面々へ御在合せんへい被下取計、御退散八半時過 一七半時過大奥へ被為入御膳如例 　　　　中筆一本　香箱一　枝折二 　　　　絵半切二巻　養老扇一本　　　　　高田孫左衛門 　　右者明日出立ニ付為伺御機嫌罷出御目見被仰付候節思召品御直二被下置候 一五時過?御締切相成　　　一御二所様へ殿様?おてつ牡丹餅二重被進之 一御夜詰四時二寸五歩廻り引　　　　　但奥表半分ツヽ孫左衛門始御附詰合之面々被下相成 　　　　九月十七日　晴 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　宗甫 一五時過御神霊前御拝、夫?御庭御拝御廻歩も被遊候 一今日如例年常第大般若御祈祷御執行在之、御召相廻奥番取斗 一九時過大奥へ御入御膳如例　一八時過御庭御閑歩被遊候 　　　　胴着一御盃一ツ　真綿ニ而大奥出来　本多飛騨方へ 　　右者明日出立ニ付伺御機嫌被罷出御逢在之、思召を以御直ニ被下置御茶菓も被下 　　　　焼物三ツ組盃一箱　頭取近例　　　川村藤市朗 　　　　紋呉絽莨入筒共　三年詰ニ付　　　　　同人 　　　　御盃一御持扇子二　御写物被仰付ニ付　同人 　　　　金七百疋　御内証詰越金御側御用人?被下候　同人 　　　　同三匁七分五厘　御右筆へや仕出仮御供頭相勤ニ付被下候　同人 　　　　　　　　　　　但御省略中半減之由 　　右者近々出立ニ付被下置之、御品物之分金兵衛?相渡筈、引込ニ付五郎大夫?相伝フ 一当邸へ罷越候折を以伺御機嫌罷出、御逢ハ無之候　弥一郎 一土屋小六義今日出勤ニ付病中頂戴物御礼伺御機嫌罷出、其段申上候
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