福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 253 「御側向頭取御用日記」（1）
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　　　　　　　　　一九半時揃御養生御灸治被遊候ニ付表御〆切御医師三人罷出召上り御菓子差 　出ス、熊吉・岩吉・銀蔵御相伴被仰付、紙一筆一ツヽ被下置之、七時頃相済益 　御機嫌克御感も御宜段主一申達ニ付申上候、為伺御機嫌罷出ニ付仙庵被為召候 　　　　御前様?　　石かれ七召上り　鉢もり切すし　配当例之通り 　　右者御灸治ニ付如御例被進之 　　　　殿様へ　　　鉢盛しつほく仕立そば露付 　　右者此頃少々御容体被為入ニ付御側為御慰被進之 一民部罷出候ニ付鳥渡御逢在之、為伺御機嫌弥一郎・平太夫・剛右衛門始何茂罷出 　御灸治中故御逢無之、せんべい被下之　一御灸治之節宗伯被為召候 一七半時過大奥御膳如例、五時過?御締切如例 一御夜詰四半時前引 　　　　十二月四日　晴 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　主一 一五時過御神霊前御拝、御忌日御手備被遊、引継御庭御拝も被遊候 一今日北御入側畳裏返御三ノ間敷替等為致候ニ付殿様御扣所へ御移被遊候 　至極御都合宜く御両使被為入候節ハ奥番詰所?大奥本御廊下?被為入筈 一御臨書如例　一九時過大奥御膳如例、御帰坐之上定日御湯被為召候 一八時過御畳替相済候ニ付御座之間へ被為移候 一弾正罷出候為伺御機嫌御目付罷出一寸御逢被遊候、昨日当番ニ付万貞罷出御逢無之 　　　　小鷹檀紙百枚　御在合　　　　　　三しま 　　　　うに　　五箱 　　右者毎度ニ鈴木重胤和歌懐紙認等縁家ニ而差出候ニ付為御挨拶被下之 　　　　金壱両　月々相渡筈　当月?相始ル　極御内証出方也
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