福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 252 「御側向頭取御用日記」（1）
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　　　　　　　　　一今日御座之間御畳替、御二ノ間裏返両御入側等縁取替相成候事、右ニ付御庭 　御拝済?直ニ大奥御対面所へ御移被遊表ニ相成申候、御座右御本箱御手 　道具類御茶所等同所へ相移ス、御臨書如例 　　　　来申年御道中倒立　　　　　　　　御附頭取　　小栗五郎太夫 　　　　御供御雇被仰付　　　　　　　　　御附御近習　上坂平一郎 　　右者御用人呼出ニ而申渡在之、継上下着　御前御礼在之金兵衛差加 一九時御対面所御〆切相成、大奥御膳如例、表ニ相成御庭廻り被遊候 一弾正罷出御用在之、甚十郎罷出御用在之 一七半時過大奥御膳如例　一御畳替御出来ニ付鎌落過御移被遊候 一今晩道中六日振飛脚出立之事　一金兵衛鎌落頃?退出致候 一夜分御締切如例　一大奥御寝被為入、御夜詰四時過引 　　　　十二月三日　晴 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　宗甫 一五時過御神霊前御拝并御庭御順拝被遊候 一昨夕手紙来斉藤民部?今朝呼出、罷出候処左之通書附被相渡候、番外以上恐悦在之 　　　　一昨朔日松平和泉守殿江御聞番御呼出ニ而別紙之通被仰出候 　　　　右之趣御附之面々へも可被申聞候、松井・森へ申聞ル 　　御本丸御普請ニ付金壱万両又者鳥子紙両様之内差上度旨内願之趣達 　　御聴尤之儀御機嫌ニ被思召候、神奈川御警衛被仰付置候ニ付容 　　易ニ難被仰出候得共不一通御時節柄を恐り致右様相願候段神妙之至 　　ニ付内願之通上納可被仰付、尤両様之内何れニ而も不苦段御沙汰ニ候 　　　　蜜柑一台指上之　大奥御用　　　　御中らう　ひな
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