福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 249 「御側向頭取御用日記」（1）
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　　　　　　　　　一五時過?永代橋見付?失火、三丁火消出張北?東風故風裡ニ而当邸恐悦 　為御見舞小六被遣候、追々十兵衛始非番両へや・万貞・御家老中・弾正・民部・勘解由・ 　重記・七右衛門・幸八罷出何茂御前へ被為召候、尤治部始甚十郎・左太夫・御附非番之面々・ 　御医師・恕介罷出候、御酒裂鯣被下ニ取斗、常邸?御人数御仕向、実之助様? 　も同断、両彼方?も同様也、九半時頃鎮火、常邸?台子も両三人罷出ル 一表御締切御寝、御夜詰九時過引 　　　　十一月廿六日　晴 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　主一 　　　　御二所様江　　六寸御重五　茶せん玉子一　節に長いも一　いり豆ふ一 　　　　殿様?　　　　　　　　　　やき小たい　　しぼりゆば一　御香の物一 　　右者御近火為御見舞被進之、八時過相廻ル　　　　朝と御二度召上り 一御側向之面々台子向等へ御焚出相廻被下候事 一五半時過御神仏前御拝被遊、御臨書暫時被遊候、神明社御普請ニ付御拝無之 一九時過大奥へ被為入御同座御膳被召上候、恕介罷出如例、不罷出候 一金兵衛義今日?御用済退出仕候八時過　一暫時御庭廻り在之候 一七半時過大奥へ被為入御膳被召上候、政要御輪読如例、御〆切如例 一御夜詰四時過引、宗伯召 　　　　十一月廿七日　晴 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　宗甫 一五時過両御拝被遊候、御臨書如例、恕介罷出八大家申上ル 一九時過大奥御膳如例、正罷出候 一七半時過大奥へ被為入御膳被召上候、夜分御締切如例 　　　　端渓研一面二両一分二朱御買上相成申候
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