福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 198 「御側向頭取御用日記」（1）
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「御側向頭取御用日記」（1）198ページ
　　　　　　　　　　　右者連日之雨天ニ付御側御慰として被進之、但弄ひハ奥番御預ケ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　御鉢もり八被下ニ相成 一七半時過大奥へ被為入御膳如例、五時過御締切 一御夜詰四半時過引　　一重之内白玉あん　多川不快ニ付御尋被下之 　　　　　　　　　　　　　　玉子 　　　　九月十三日　漸々晴 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　適斉 一五時過御神霊前御拝被遊候 一九時過大奥へ被為入御同座御膳如例 　　　　御前様?　石鰈五召上り　内一枚金兵衛へ頂戴被仰付 　　　　　　　　　鉢盛薄皮餅奥表半分ツ例之通御附始両番被下 　　右者今日御灸治ニ付召上り且御■■中■■ニ被進之 一九半時揃月並御養生御灸治被遊適斉初三人罷出ル、御締切相成、畢而如例 　熊吉・岩吉・金三郎・次蔵御相伴被仰付紙墨被下之、七時過済益御機嫌克 　御感も宜恐悦之事、但御二所様へ紅白うば玉差上之 一為窺御機嫌重太郎始何茂罷出御灸治中ニ而御逢無之、御菓子被下之 一為伺御機嫌山県三郎兵衛方被罷出、御灸治後御逢在之 一御灸治被遊ニ付伺御機嫌書中を以申上ル、金兵衛引籠中ニ付 一七半時過表ニ而御そは被召上候、哥島?差上御膳番取計 一右相済大奥へ被為御膳如例、靱負横浜?罷帰罷出ル、大奥へ被召候 一五半時頃?表御締切相成 一大奥御寝被為入、御夜詰四半時引 　　　　九月十四日　晴 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　宗甫

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