福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 172 「御側向頭取御用日記」（1）
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「御側向頭取御用日記」（1）172ページ
　　　　　　　　　　　　八月三日　陰　蒸暑　無風 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　適斉 一五時前御庭御拝、夫?御神霊前御拝被遊候、御臨書如例 　　　　梅が枝でんふ　一曲ツヽ　三百文ツヽ　真杉所左衛門　草尾精一郎 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　河村三左衛門 　　右者今日靭負横浜表へ罷越候折から御内々被下之ニ靭負取計 一九時過大奥へ被為入御膳如例 一御錠口辰野父病死、忌中宿下り未七日内之所藤井一条ニ付無御拠御人少御差支ニ付 　今日?忌御免被成罷帰相勤候事 一為伺御機嫌弥一郎・万貞・仙庵・長作・辰蔵・治右衛門罷出御目見被仰付、御 　茶菓子被下置之　　一今朝殿様間部侯御逢対御勤、過日大老へも同様也 一七時過?御庭御??被遊、鎌落頃御帰座御懸り湯大奥御膳如例 一五時前?御締切 一大奥御寝御入、御夜詰四時引 　　　　八月四日　晴 一御目覚六半時　　　　　　　　　　　　　診　宗甫 一五時過御庭御拝、相済御神霊前御拝被遊候 一近来吐瀉病流行之趣ニ付亀井戸天神々職大橋内記へ御右筆部屋? 　被仰付昨夕常邸御座之間を初詰所部屋々々迄悪邪祓在之、当邸表奥 　共段々遅刻相成ニ付今朝ニ延引、御玄冠ニ而夫々備物在之御祈祷執 　行、相済候段堀太喜右衛門申達ス、御座之間御道具類並在之所ヘハ御障子屏 　風建之御床之上塗三方　御神酒一対　同土師器盛　小鏡餅焼塩御幣餅之、厄邪 　　　　　　　　　　　桃七ツ　　　　　　　　　にらみ小たい 　除祈誓執行在之、奥番山野十太夫・堀太喜右衛門御入側出席上下着　御神酒
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