福井県文書館 資料紹介
A0143　松平文庫
00511 221 「御側向頭取御用日記」（1）
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御側向頭取御用日記（1）221ページ
　　　　　　　　　　　　　御前様?　車海老十五　御三度召上り　鉢もり切酢　奥表半分ツヽ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　表之分例之通被下 　　右者今日御灸治に付思召物且御側御慰として被進之 一九半時揃御養生御灸治御締切ニ而被遊候、御医師三人共罷出候、金三郎・銀蔵御 　相伴被仰付小点墨被下之、御二所様へ御生菓子差上之、御相伴共七時過相済申候 　御徴も宜く益御機嫌克被為在候段当番適斉申達ニ付申上候事 一右御締切中へ伺御機嫌罷出候、十兵衛被為召御酢御茶被下候事 一為伺御機嫌重太郎・長作始罷出御目見ハ無之御菓子被下之、元珉同様 　仙庵へ御灸治中暫被為召候 一七半時前暫時御庭御??被遊候、御帰座大奥へ被為入御膳如例 一今御三度御膳?文昭院様御忌月ニ付御精進之所へ御肴差上召上りニも相成 　候趣御沙汰在之、御膳番無申訳不調法至極奉恐入候、然ル所御憐愍之 　御沙汰ニ而金兵衛取計ニ而者事軽過候間治部?伺差出度御内意相伺候旨被 　仰付候ニ付則治部を以近藤左大夫・小林又兵衛并御膳番当五郎大夫・岩次郎・当小十郎・十太夫義 　不調法奉恐入、依之伺差出度旨御内意伺相成候所、少々召上りニも相成候御義 　故不及其義旨被仰付御憐愍難有仕合奉存候、其段左大夫始へ治部?申渡候 　依之左大夫義ハ当番ニ付御礼申上、又兵衛義ハ部屋迄罷出候、五郎大夫始四人ハ金兵衛差加り 　御礼申上候、何も治部宅へ挨拶罷越ス、但此所置御隠殿御慎中故如斯 一右一件ニ付御料理方友次郎・佐太郎義も同様恐入候次第ニ付当邸御用兼頭目付を 　以伺差上度旨御膳番迄申出候段此方へ相達ニ付此段奉伺候所御膳番同様ニ被 　仰付候ニ付其段御膳番へ申聞当人?頭目付へ申聞候事 一五半時前?御締切 一御夜詰四半時引　宗伯召御按腹等被仰付候 　
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