会期
平成20年4月25日(金)~5月21日(水) 文書館閲覧室
展示説明会
5月3日(土)、18日(日) 1回目11:00~ 2回目14:00~
「だるま屋少女歌劇-プログラムとブロマイド」
「だるま屋少女歌劇」に出演していた高田富氏(芸名霞浦子、1918-2006年)が収集したプログラムとブロマイドを展示しています(当館寄贈)。
初演から最終公演までのモダンな表紙のプログラム『少女歌劇タイムス』、出演者のブロマイドもほぼ揃っており、昭和のはじめにふくいの人々を魅了した「だるま屋少女歌劇」のようすを知ることができます。
「新春のヴァライテイ・フィナーレ“青春の歌”」(1935年1月)
だるま屋はちょうど80年前の1928年(昭和3)7月、福井駅前の県庁跡地に開店した県内初の百貨店です。
3年後の31年1月には旋回すべり台、エスカレーター、「鏡の間」などの遊具や施設をもつ2階建ての別館「コドモの国」が開館しました。
だるま屋少女歌劇は、この別館「コドモの国」がオープンした際に、その専属としておかれたもので、同年11月1日に第1回公演が行われました。県内出身の少女たち約30名が在籍し、月ごとにプログラムをかえながら(8月は休演)、36年7月まで公演を行っていました。
左から如月冴子、筑紫光子、泉澄子、霞浦子
少女歌劇の出演者24
名のブロマイドを展示しています。
他の少女たちのブロマイドや歌劇団関係写真等は、
こちらと
こちらから
『少女歌劇タイムス』1936年(昭和11)1月
プログラムからは4年9か月にわたる定期公演のうち、ほぼすべての演目・配役がわかります(2か月欠)。
1934年(昭和9)10月からは批評・感想欄が設けられ、単なるプログラムではなく批評誌としての性格ももっていました。
高田富家文書
ポスター
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