「ちょっと昔の福井県-鯖江市・越前市編」
福井県広報課写真のうち、伝統産業である鯖江市の越前漆器や越前市の越前打刃物製作、西山公園のつつじ祭りやたけふ菊人形、鯖江市や越前市の市街地のようすなど昭和30年代から40年代を中心とした写真を展示します。
また、武生町に魚市場の設置を求めた「新規魚市場設置願」(明治18年 玉村九兵衛家文書(当館寄託))、明治時代の鯖江町や武生町の建物の写真が掲載された「福井県写真帖」(明治42年 津田彦次家文書(当館寄託))、鯖江市や越前市に関連した資料について紹介しました。
会期
平成21年2月27日(金)~3月25日(水) 文書館閲覧室
「粟田部村 横山呉服太物商」
「福井県写真帖」明治42年
津田彦次家文書(当館寄託)C0510-00002
呉服・太物と書かれた暖簾を傘を持ち帽子をかぶった男性や髪を結った女性とその子供がくぐろうとしています。
また、店の前に自転車を持つ男性がいます
「鯖江町 和洋料理店 金精楼」
「福井県写真帖」明治42年
津田彦次家文書(当館寄託)C0510-00002
看板に書かれた和洋御料理の上に、英語で書かれた文字や玉突場の文字が見えます。 また、入口近くにガラス灯もみえるハイカラな料理店です。
「武生町 御清水の料理店 泉風楼」
「福井県写真帖」明治42年
津田彦次家文書(当館寄託)C0510-00002
料理店泉風楼の東隣は日野川の伏流水が湧き出て池になっていました。
池にはアヒルが住みつき、川船が浮かび、町民の憩いの場となっていました。
ポスター