国体23×明治100
「明治百年記念展 招待券」 当館蔵
昭和の福井国体が開催されたのは、今から約50年前の1968年。1968年は変革を迎えた明治から100年という節目の年でした。
会期
平成27年9月25日(金)~10月21日(水) 福井県文書館閲覧室
さあ、本番だ!!
「県民グラフ」第55号 1967年(昭和42)12月 福井県秘書課発行
当館蔵 行政刊行物40003849
1967年(昭和42)の埼玉国体閉会後に発行された県の広報誌(「県政広報ふくい」の前々身)です。
炬火リレーの試走、選手団へのサービスの講習、開会式でのパフォーマンスの練習、と翌年の福井国体に向けて、県内では着々と準備が進められていました。
晴れの舞台
当館蔵 写真79519
国体の中でも競技数・参加者数が最も多い秋季大会の開会式のようす。整備されたばかりの福井運動公園が会場です。
大健闘
当館蔵 写真82722
地元開催の福井県は男子が総合優勝を果たし、女子も第4位と申し分のない成績を残しました。
明治百年記念展
「明治百年記念展 主要展示目録」 当館蔵
1955年(昭和30)の神奈川国体以降、国体の文化プログラムとして公開競技「スポーツ芸術」が実施されています。
68年の福井国体では「スポーツ芸術」に代えて、明治100年を記念した展覧会が開催されました。
展覧会では(1)福井ゆかりの岡倉天心、(2)明治維新期の先覚、(3)郷土の刀剣・金工という3つのテーマの下、県内だけでなく県外各地からも展示品が集められ、
福井の遺産が郷土で一堂に会しました。
ひとつのテーマに1会場と会場も市内3か所に設けられ、福井の歴史・文化を発信する大展覧会になりました。
明治百年記念展 第一会場 福井市文化会館の様子
1968年(昭和43)9月29日撮影
当館蔵 写真63688