今月のアーカイブ Archive of the Month
会期
平成22年2月17日（水）～3月16日（火） ※3月24日（水）まで延長します。
龍馬は春嶽に会ったか？ －「御側向頭取御用日記」から－
坂本龍馬は1862年（文久2）から暗殺直前に福井を訪れる67年（慶応3）まで数度にわたって松平慶永（春嶽）と面会する機会がありました。
春嶽の側近「側向頭取」が記した勤務日記からは、このうち２度について龍馬が春嶽に面会したようすが具体的にわかります。
この日記から龍馬に関わる記事を紹介しています。
春嶽の側近「側向頭取」が記した勤務日記からは、このうち２度について龍馬が春嶽に面会したようすが具体的にわかります。
この日記から龍馬に関わる記事を紹介しています。
「御側向頭取御用日記」は松平文庫（福井県立図書館蔵）。
図書館郷土・環日本海コーナーで複製本が閲覧できます。
図書館郷土・環日本海コーナーで複製本が閲覧できます。
1863年（文久3）11月7日条
この時は龍馬は京都東本願寺で春嶽に面会し。「大事之秘密」を言上したとされています。
日記では、四時（午前十時）過ぎ、土佐藩坂本龍馬がまかりいで、お会いしたいと願ったので御居間の二の間へ御出座、龍馬は溜りの間までまかりいで、対面した。側近の酒井十之丞・嶋田近江が付き添い、龍馬の言上がすんで後、表の控所において十之丞らと話し合い、その際御菓子をくだされたとあります。
日記では、四時（午前十時）過ぎ、土佐藩坂本龍馬がまかりいで、お会いしたいと願ったので御居間の二の間へ御出座、龍馬は溜りの間までまかりいで、対面した。側近の酒井十之丞・嶋田近江が付き添い、龍馬の言上がすんで後、表の控所において十之丞らと話し合い、その際御菓子をくだされたとあります。
1863年（文久3）2月27日条
春嶽は、将軍上洛に先立って2月4日から京都に滞在していました。ここでは、春嶽の手許金から15両が「御手当」として、側用人中根靱負（雪江）を通して龍馬へ渡されたことがわかります。
福井県文書館
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開館時間
開館時間 9:00～17:00
休館日 月曜日（祝日の場合は翌日）
第4木曜日