あなたも読める!文書館資料
『商売往来絵字引』
勝見宗左衛門家文書(当館蔵) B0037-00709
商人をめざす子どもたちに、商品の名称をわかりやすく理解させるためにつくられた絵字引です。
今回は、江戸から大正期までのくずし字で書かれた文書館資料を展示し、穴埋め問題をまじえて解説します。
ヒントをたよりに資料を解読することの楽しさ、おもしろさを味わってみませんか。
会期
平成24年2月24日(金)~4月8日(日) 文書館閲覧室
絵とくずし字を線でむすぼう。
『商売往来絵字引』 から作成
勝見宗左衛門家文書(当館蔵)B0037-00709
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ヒントをたよりに読んでみよう。
『ならめいしょゑづ』 年未詳(明治時代)
勝見宗左衛門家文書(当館蔵) B0037-00604
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2つの通達に書かれていることを読んでみよう。
「甲番号并番外綴」 1881年(明治14)
飯田広助家文書 G0024-50120(当館寄託)
1881年に今立郡東俣村の戸長役場でまとめられた県の布達の綴りです。
甲第1号は、同年2月7日に設置された福井県が初めて出したものです。
大正時代の入試問題に挑戦!
中学程度入学試験問題并答案集 1919年(大正8)
坪田仁兵衛家文書 C0005-01180(当館寄託)
大正8年度の入試問題集です。福井県・石川県・富山県の旧制中学校や師範学校などの入試問題と答案が掲載されています。
「寺請証文」からわかること
「寺送り状之事」 1820年(文政3)
加藤竹雄家文書(当館蔵) A0052-01079)
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江戸時代、キリシタンではないことを証明するために人びとはいずれかの寺の檀家とならなければなりませんでした。
寺請証文は人びとが奉公や結婚などの理由で他の土地に移る時に 寺が出した身分証明書です。
移動する者の名前・続柄・宗派・移動の理由などを記して移転先にある新しい檀家寺に送りました。
村絵図をよんでみよう
「(南菅生浦村絵図)」 年未詳
松田
三左衛門家文書(当館蔵) A0169-03421
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越前岬北東の海岸沿いにある南菅生浦(現福井市)の絵図です。
この南菅生浦では越前名産として知られたウニ漁などの漁業のほか、あるものの製造がさかんでした。
1872年(明治5)頃の地誌(『足羽県地理誌』)のパネルと、絵をヒントに絵図を読んでください
『足羽県地理誌』冬 海岸1873年(明治6)
国立公文書館文書 X0551-00660
新出 大庄屋の日記に登場した幕末の文化人は?
「安政四丁巳年日録」 1857年(安政4)
加藤竹雄家文書(当館蔵) A0052-01413
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パネル
ポスター