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福井県文書館平成18年12月月替展示

今月のアーカイブ Archive of the Month

「江戸時代の読物とガイドブック」

 あわら市の吉川充雄家に残されていた江戸後期の和書3点(13冊)を 紹介。
 いずれも著者は、読本作者であった秋里籬島(生没年未詳)です。籬島は京都の人で、日本各地を取材旅行し多くの娯楽的読物やガイドブック(「名所図会」)を著しました。平易でのびやかな文章にくわえ、軽快でしゃれた挿し絵で人気を博し、18世紀後半から19世紀初めにかけて多くの著作が残されています。
 吉川家は、代々紺屋又右衛門を称し、金津で紺屋を営んでいました。
吉川充雄家文書
吉川充雄家文書(当館蔵)C0037

日岡蹴上の茶屋の人物描写

『東海道名所図会』
『東海道名所図会』
『東海道名所図会』
1797年(寛政9)『東海道名所図会』巻1~6
 この名所図絵は、かねてから欲しがっていたもので、1878年(明治11)に東京銀座の親戚(あるいは知人)から 贈られたことがわかります。

「信頼義朝院御所三条殿を焼討にす」

『保元平治闘図会』
1801年(享和1)『保元平治闘図会』(全10巻4冊)

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