会期
平成21年6月26日(金)~7月22日(水) 文書館閲覧室
くらしがわかる新聞広告」 -幕末から明治-
今回は幕末から明治時代のくらしがわかる新聞広告を紹介しています。
県内の会社、取次店、商店の広告には、当時の生活についての豊富な情報が含まれています。
日本で新聞広告が始まったのは幕末のころでした。1867年(慶応3)、イギリス人のベーリーが横浜で発行した『万国新聞紙』には、横浜元町の商人中川屋嘉兵衛が、パン、ビスケット、ボットル(バター)をお求めくださいという広告を出しました。この広告が日本人が出した最初の広告といわれています。
中川屋嘉兵衛のパン・ビスケットなどの広告
『万国新聞紙』第8集、慶応3年11月、松平文庫(福井県立図書館保管)
展示では『万国新聞紙』第3集の最初の広告を展示
『万国新聞紙』第3集・第12集、松平文庫(福井県立図書館保管)
芦原温泉の広告(『福井新聞』明治40年7月25日)
飯田広助家文書(福井県文書館寄託)
芦原温泉 山遊亭(『福井県写真帖』)
津田彦次家文書(福井県文書館寄託)
筬(おさ)販売、紋羽二重買入れの広告
『福井新聞』明治37年9月4日
飯田広助家文書(福井県文書館寄託)
文書館ではこれら県内で発行された新聞の記事28,300件を検索したり、複製本で閲覧することができます。ぜひご利用ください。
ポスター