8 南北朝の動乱(2)
▲越前の南北朝期の山城跡
上から鷹巣(高栖)城、三峯城、鷲ケ岳(伊知地
山城)、妙法寺城、杣山城。杣山城下の阿久和
集落には城郭に関連するとみられる「木戸口」
や「舘手」などの小字がある。
▲得江頼員の転戦地と城
得江頼員は能登国の国人武士で北朝方に属し、暦応2年から4年まで越前各地を転戦した。図中の数
字は応年間の年月日を示す。南北両軍の戦乱が越前の中心部からその外部へと移っていく傾向がう
かがわれる。尊経閣文庫所蔵文書により作成。
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