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凡例
一、『福井県史』通史編5近現代一は、通史編六巻のうち第五冊目であり、明治・大正期を対象とし、必要に応じ昭和初期までを言及している。
一、記述は、原則として常用漢字・現代かなづかいを用いた。ただし、固有名詞・歴史的用語についてはこの限りではない。
一、難読と思われる語には、各項の初出にふりがなを付した。
一、年代表記には原則として日本年号を用い、適宜その下の( )に西暦を付記した。
一、歴史的地名・行政村名には、適宜その下の( )に現行市町村名を付記した。
一、本文中では、敬語・敬称を省略した。
一、 本文の叙述にあたって、引用・利用したおもな史料はその出典を文末の( )に記した。その場合(大正一〇年『福井市商工人名録』)のように年が前にあるものは、記述内容が大正十年のものであることを意味し、(栃木県『物産視察員復命書』明治二七年)のように年があとにくるものは、刊行年であるという区別をした。なお、それらの史料が、『福井県史』資料編10・11 近現代一・二に収録されている場合は(資10一―一〇九)のように略記した。「一―」は資料編の「政治・社会」編の文書番号を示し、「二―」 は 「産業・経済」編を意味する。
一、出典のうち、つぎのように略記したものがある。
  『福井県治一斑』・『福井県統計書』→『県統計書』
  『日本帝国統計年鑑』→『帝国統計年鑑』
  『福井県勧業年報』・『福井県農商工年報』→『県勧業年報』
  『福井県勧業月報』→『県勧業月報』
  『福井県史第三編 県治時代』→『県史』三 県治時代
  『福井県議会史』→『県議会史』
一、出典のうち、新聞史料は 『福井新聞』大正十三年十一月八日の記事を『福井新聞』大13・11・8と略記した。また、大正四年から昭和初期の『大阪朝日新聞』は、北陸版と福井版(大正十四年四月一日から)である。
一、本文に( )で注記した以外で、利用または参考にさせていただいた論文・著書などは、巻末に一括して掲げた。
一、図・表・写真はそれぞれに一連番号を付し、所蔵者・出典などについては巻末に掲げた一覧に付記した。
一、本巻の執筆者および執筆分担は巻末に記した。
一、本巻には、差別事件や個人の基本的人権にかかわる歴史的事象も含まれている。これらは人権擁護をめざし、史実にもとづく科学的歴史研究を進める立場から取り上げたもので、この趣旨を理解し、利用していただきたい。



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