Fukui Prefectural Archives
2005年3月発行
平成15年2月に開館した当館の調査によって、新たに県内から発見された元禄期の坂井郡幕府領の大庄屋日記を翻刻したものです。
大庄屋は与頭(組頭)とも称され、百姓身分ながら「組下」と呼ばれる村々を中間的に管理し、
法令の伝達から年貢の収納・督促・回漕、用水工事の検分、訴訟の取次ぎや仲裁など多彩な業務に携わっていました。
日記の内容は近世前期の資料のなかでも出色といえるものです。
元禄7年(1694)から宝永2年(1705)までの12年間13冊の日記のうち、今回はその前半、元禄12年までを対象としました。
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