3  前方後円墳の時代(4)
金製垂飾り付耳飾り 金銅製冠帽
         ▲金銅製冠帽
         ガラス玉がちりばめられ、側面に魚形の飾りがついている。
         古墳時代中期末 上中町十善の森古墳 高さ27cm 複製
                                        福井県立博物館蔵






金製垂飾り付耳飾り
朝鮮半島で作られたと考えられ、朝鮮半島との強いつながりを示す。いずれも古墳時代中期
(左上1対)福井市天神山7号墳 福井市教育委員会蔵
(右上)上中町向山1号墳 上中町教育委員会蔵
(下)上中町西塚古墳 垂飾り部のみ。中心にガラス玉をはめ込んでいる。 宮内庁書陵部蔵
 須恵器の角杯
 ▲須恵器の角杯
 美浜町興道寺窯跡でつくられた。朝鮮半島で
 好まれた器形である。古墳時代後期
 美浜町獅子塚古墳 高さ23cm
                 東京国立博物館蔵
三葉式環頭柄頭
  双竜式環頭柄頭
 ▲大刀の柄頭(つかかしら)
(上)双竜式環頭柄頭 2つの竜が身をくねらせながら
環状柄頭を形づくり、その中で玉をくわえあっているもの
で、この形式では最古のものと考えられる。 長径6.5cm
(左)三葉式環頭柄頭 長径6.8cm 古墳時代後期
上中町丸山塚古墳          上中町教育委員会蔵

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