「オーサートーク~作家による出前授業~」を開催しました
12月8日(月)に羽水高校、9日(火)に勝山高校で、「オーサートーク~作家による出前授業~」を開催しました。今回は、SNSに小説の紹介動画を投稿し、総フォロワー数が110万人を超える、小説紹介クリエイターけんごさんをお招きし、「いま高校生に読んでほしい物語-読書の魅力は『遅さ』に詰まっている」と題して、お話しいただきました。
野球漬けの日々で読書とは無縁だった青春時代の話から始まり、時間はあるがお金がない大学時代にコスパのいい趣味として選んだ読書で、東野圭吾の『白夜行』を1か月以上かけて読了した時の達成感と感動、その後、名作を次々と手にし読書を続ける中で気づいた大切なこと等を、時々生徒たちに問いかけをしながら、淀みなく分かりやすい口調で話されました。
高校生に読書を勧める理由として、「10代の時と将来大人になって読み返した時の心情の変化を楽しめる」「今読んで面白くない作品があったとしても、その後の人生における体験を経て、感動できることがある」から、苦手を知ることも立派な読書体験だと説明し、読書に対するハードルを下げて、本に触るだけという魔法のメソッドも紹介されました。
最後に今日から取り組んでほしいこととして、「スマホの代わりに、本を触る」「10代の感性で、物語を感じる」「いつか大人になって、読み返す日を楽しみにする」というメッセージをいただきました。
生徒たちからは、「今まで小説を読んだことがほぼなく、これからも読まないだろうと思っていたが、けんご氏のおかげで興味を持つことができた。今しかない感性を大事にしたい」、「10代の感性で読書できるのは今だけだから、その特権を十分に使いたいと思いました。これからは、スマホではなく、本や単語帳を触る習慣をつけたいと思いました」などの感想が寄せられ、講演直後には、けんごさんの特設コーナーが設けられた図書館に多くの生徒が訪れました。
羽水高校でのトークの様子
勝山高校でのトークの様子

