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第六章 中世後期の宗教と文化
   第二節 仏教各宗派の形成と動向
    一 天台・真言系寺院の活動
      越前・若狭の天台・真言系寺院数
 現在、県内の天台・真言系寺院の総数は一七五か寺(越前一一二か寺、若狭六三か寺)である。そのうち天台系寺院は一一二か寺(越前一〇四か寺、若狭八か寺)で、その内訳は、天台宗二六、天台寺門宗三、天台真盛宗七九、本山修験宗二、金峯山修験本宗一、鞍馬弘教一か寺である。また真言系寺院は六三か寺(越前三八か寺、若狭二五か寺)で、高野山真言宗二七、真言宗醍醐派二、真言宗東寺派四、真言宗泉涌寺派一、真言宗御室派七、真言宗智山派一九、真言宗国分寺派三か寺となる。真言宗寺院のうち越前の寺院は六か寺を除いてすべて新義系で、若狭の寺院はすべて古義系である。



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