【1/29~2/28】福井県ふるさとの日記念「柳田國男が見た明治の若狭路 ~『北国紀行』の旅~」展

柳田展

                               

明治42年、後に日本民俗学を創設する柳田國男は、農政官僚として中部・北陸地方の視察旅行の際、若狭路(嶺南)地域に
6日間にわたって滞在しました。この旅を記した紀行作品『北国紀行』では、当時の風景や風俗、産業や交易事情などが、
細やかに観察されており、明治後半の若狭路の貴重な記録となっています。
今回は『北国紀行』の旅の様子や訪問先などについて、パネルや関連資料を展示して紹介
します。
開催期間2021年1月29日(金)~2月28日(日) 
期間中の休館日:
21()8()12()15()22()24()
会場1階 多目的ホール
展示内容柳田國男 略歴・略年譜     
 『北国紀行』の著者・柳田國男について、略歴・略年譜により紹介する。
若狭路の旅程地図・訪問先一覧
 6日間にわたる嶺南地域での柳田の旅を、旅程地図と訪問先一覧で概説する。
『北国紀行』でたどる若狭路の風景
 柳田が訪れたおもな場所や眺めた風景を『北国紀行』の文章を引用しつつ、当時の写真と現在の写真
をパネルにして展示する。
『北国紀行』で紹介された若狭路関係の書物  
 
『若狭国志』『稚狭考』など、『北国紀行』のなかで柳田がふれた書物を、実物展示を含めて紹介する。
関連講座「官僚柳田国男、若狭に来る」223(火・祝) 13:3015:00 多目的ホール
  講師:川波久志氏(福井県立若狭歴史博物館 主任) 
ご協力福井県立若狭歴史博物館 ほか
関連 本の特集若狭路を旅した人々 1/29(金)~2/28(日)
   展示開催にあわせて、嶺南地域を旅した紀行作品を特集