(2019年度)雑誌に紹介したおすすめ本

雑誌に紹介したおすすめ本

雑誌(「月刊はうすくらぶ」、「Famile」)に県立図書館のおすすめ本を紹介しています。
※表紙の画像掲載に関する著作権の許諾については、出版社の許可をいただいています。

2019年度
◆「月刊はうすくらぶ」

4月号 5月号(大人向け掲載なし) 6月号 7月号
8月号(大人向け掲載なし) 9月号 10月号 11月号
12月号 1月号 2月号 3月号

◆「Famile」
4月号 5月号 6月号 7月号
8月号 9月号 10月号 11月号
12月号 1月号 2月号 3月号

  「月刊はうすくらぶ」

<3月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

働くわたし
本の雑誌編集部∥編 本の雑誌社

馬の獣医からパン屋、校閲者。あらゆる分野で働く女性のインタビュー集。今の職に就いたきっかけ、働き方や今後のこと。令和の日本で頑張る女性の思いが詰まっています。

0203HA「働くわたし」

せかいいちうつくしいぼくの村
小林豊∥作・絵 ポプラ社

アフガニスタンの小さな村の少年ヤモは、父と一緒に、町の市場へ村でとれたすももやさくらんぼを売りにでかける。売れたお金で、父はひつじを買う。
戦争の影がしのびよる中、明るく力強く生きる人々の暮らしの営みが丁寧に描かれる。

0203HA「せかいいちうつくしいぼくの村」

「Famile」
<3月号掲載>

3月のテーマ「3月だから…『3』のえほん」

ティッチ
パット・ハッチンス∥さく・え いしいももこ∥やく 福音館書店

ティッチは3人兄弟の1番下の男の子。兄さんと姉さんは大きな自転車や凧を持っているのに、ティッチが持っているのは三輪車や風車など、小さなものばかりです。でも、ティッチが植えた小さな種はぐんぐん育って…。末っ子の悔しさから一転、胸がすく結末をシンプルな文とくっきりしたペン画で描きます。(3歳から)

0203FA「ティッチ」

3びきのくま
L・N・トルストイ∥文 バスネツォフ∥絵 小笠原豊樹∥訳 福音館書店
森の中に、大きいお父さんグマ、中くらいのお母さんグマ、小さな子グマの3匹が暮らす家がありました。ある日、留守中に小さな女の子が迷い込んできて、クマたちのスープを飲んだり椅子を壊したりします。3匹のクマのロシア名と3回の繰り返し、民族色豊かな絵が印象的な、昔話を基にした絵本です。(3歳から)

0203FA「3びきのくま」

すてきな三にんぐみ
トミー・アンゲラー∥さく 今江祥智∥訳 偕成社

黒マントに黒い帽子の三人組は、夜な夜な馬車を襲っては、奪った宝を使うあてもなく隠れ家にしまい込んでいました。ところがある夜、みなしごのティファニーちゃんと出会い、宝の素敵な使い道を思いつきます。怖い泥棒三人組が素敵な三人組に変身する意外な展開が魅力的な絵本です。(4歳から)

0203FA「すてきな三にんぐみ」

  「月刊はうすくらぶ」

<2月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

今あるもので「あか抜けた」部屋になる。
荒井詩万∥著 サンクチュアリ出版

部屋がイマイチだけど、どうしたら良くなるのかわからない。そんな悩みを持っている方はいませんか?本書では、家具の配置やサイズ・バランス等、部屋があか抜けるための簡単な20のルールを紹介。お客さんを呼びたくなる部屋づくりのヒントが詰まった1冊。

0202HA「今あるもので「あか抜けた」部屋になる。」

みかんのひみつ
岩間史朗∥写真撮影 鈴木伸一∥監修 ひさかたチャイルド

みかんの皮の中を細かく分解したことはありますか?本書は、みかんの実の特徴や、みかんの成長過程、みかんの仲間の果物などを美しい写真で紹介する写真絵本です。見開きいっぱいにみかんのひと房を分解して並べた写真は圧巻。だいたい200~400粒あるそうです。
身近なみかんへの興味が広がる1冊。

0202HA「みかんのひみつ」

「Famile」
<2月号掲載>

2月のテーマ「2/22は猫の日!猫のえほん」

いたずらこねこ
バーナディン・クック∥ぶん レミイ・シャーリップ∥え まさきるりこ∥やく 福音館書店

小さな庭の小さな池の前で、生まれて初めてカメを見た子猫。前足でポンと叩いてみてびっくり、カメの首がなくなります。驚いて後ずさりしていく子猫の後ろには、カメが出てきた池があって…。見開きに引かれた1本の線を地面として、右から左へと舞台のように進行する絵本です。(2歳から)

0202FA「いたずらこねこ」

こねこのぴっち
ハンス・フィッシャー∥文・絵 石井桃子∥訳 岩波書店
小さくておとなしい子猫のぴっちは、他の兄弟のように遊びたがらず、オンドリの真似をしてみたり、ウサギの真似をしてウサギ小屋で夜を過ごしたりします。そこで怖い思いをしたぴっちが病気になってしまうと、動物たちがみんなお見舞いに来て…。ペンと水彩で描かれた美しい絵も魅力の絵本です。(4歳から)

0202FA「こねこのぴっち」

ことらちゃんの冒険
石井桃子∥お話 深沢紅子∥画 河出書房新社

いたずら子猫のことらちゃんは、トラに似ているのが何よりの自慢。大きくなったらトラになれると信じて、ボディ・ビル体操に励みます。ある日、動物園にトラがいることを知ったことらちゃんは、こっそり家を抜け出し…。行動力抜群なことらちゃんの愉快な冒険のお話が8つ収められた絵本です。(8歳から)

0202FA「ことらちゃんの冒険」

  「月刊はうすくらぶ」

<1月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

数の女王

川添愛∥著 東京書籍
素数や素因数分解などの数学的テーマをもちいて描かれたファンタジー小説。物語調なので子どもから大人まで、数学が苦手な人も楽しめます。紙とペン、電卓を片手に読むのも良いかも?

0201HA「数の女王」

石の卵
山田英春∥文・写真 福音館書店

「石の卵」の成り立ちを解説する写真絵本。
「石の卵」は、球形の石の塊。割ると中から美しい色と模様が現れ、「ドラゴンの卵」や「雷の卵」と呼ばれます。前者は数千万年以上前に海の底で、後者は火山の噴火時に溶岩から生まれ、長い時間をかけて自然に作られました。
写真の美しさも魅力的な1冊。

0201HA「石の卵」

「Famile」
<1月号掲載>

1月のテーマ「今年は子年!ネズミの えほん」

ねずみのいえさがし
ヘレン・ピアス∥さく まつおかきょうこ∥やく 童話屋

自分が住むのにちょうどいい家を探すネズミ。バケツの中は広すぎ、スリッパの中は狭すぎと、なかなかいい家が見つかりません。あちこち探すネズミが見つけたのは…。簡潔かつリズムのよい文章で、歩き回るネズミの姿がなんとも愛らしい写真絵本です。続きのお話が2冊あり、順番に3冊読むとより楽しめます。(3歳から)

0201FA「ねずみのいえさがし」

とうさんおはなしして
アーノルド・ローベル∥作 三木卓∥訳 文化出版局
ベッドに入った七匹の子ネズミにせがまれて、父さんネズミは7つの短いお話を語ります。願い事をしようとお金を投げ込むたび「痛いよ!」と井戸が文句を言う「ねがいごとのいど」、1つのお風呂が町じゅうを水浸しにしてしまう「おふろ」など、どのお話も奇想天外でユーモアたっぷり。愉快な挿絵も魅力の絵物語です。(4歳から)

0201FA「とうさんおはなしして」

ねずみのとうさんアナトール
イブ・タイタス∥文 ポール・ガルドン∥絵 晴海耕平∥訳 童話館出版

アナトールは、パリの近くの村に暮らす誇り高き父さんネズミ。ある日、人間がネズミのことをフランスの恥だと言って嫌うのを知り、ショックを受けます。そこで考えついたのは、正体を伏せたままチーズ工場の味見役として働くことでした。アナトールの助言のおかげで工場は大繁盛し…。(8歳から)

0201FA「ねずみのとうさんアナトール」

  「月刊はうすくらぶ」

<12月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

かわいい美術に会いに行こう
マイナビ出版

「かわいい」という言葉は幅広い。愛らしい。一見、気持ちが悪い…けれど憎めない。本書は、そのような「かわいい」をキーワードに、ニュアンスの異なる「かわいい」に出会える美術館を紹介している。

0112HA「かわいい美術に会いに行こう」

月へ アポロ11号のはるかなる旅
ブライアン・フロッカ∥作・絵 日暮雅通∥訳 偕成社

1969年7月、アポロ11号は人類史上初めて月に着陸した。本書は、アポロ11号の発射から月面着陸、地球への帰還までの軌跡を美しい絵で丁寧に描く科学絵本。月面に降り立つアームストロング船長が真っ暗な空の上を見上げると…。
くっきりかがやく地球の美しさに読み手ははっとさせられる。

0112HA「月へ アポロ11号のはるかなる旅」

「Famile」
<12月号掲載>

12月のテーマ「おはようとおやすみなさいの えほん」

ととけっこう よがあけた
こばやしえみこ∥案 ましませつこ∥絵 こぐま社

日本のわらべうた「ととけっこう よがあけた」を基にした絵本。にわとりさんが「ととけっこう…」と歌いながら、色々な動物の子どもたちを起こしていきます。巻末に楽譜がついているので、歌いながら読んで楽しめます。日常生活で赤ちゃんの目覚めのときに歌ってみたいわらべうたです。(0歳から)

0112FA「ととけっこう よがあけた」

おやすみなさいおつきさま
マーガレット・ワイズ・ブラウン∥さく クレメント・ハード∥え せたていじ∥やく 評論社
夜、ベッドに入ったウサギの子どもが、部屋の中のものにおやすみのあいさつをしていきます。「おやすみ おへや」「おやすみ とけいさん」「おやすみ くつした」…。徐々に部屋の中が暗くなり、最後のページには、明かりの落ちた部屋で眠るウサギの子の姿が。温かな静けさに満ちた絵本です。(3歳から)

0112FA「おやすみなさいおつきさま」

おやすみなさいフランシス
ラッセル・ホーバン∥ぶん ガース・ウイリアムズ∥え まつおかきょうこ∥やく 福音館書店

小さなアナグマの女の子フランシスは、寝る時間になってもベッドに入っていたくなくて、自分の部屋に何か怖いものがいると言ってはお父さんとお母さんのいる部屋に戻っていきます。幼い子どもの日常のひとこまを、柔らかな雰囲気の絵で描いた絵本。フランシスのシリーズは他に4冊あります。(4歳から)

0112FA「おやすみなさいフランシス」

  「月刊はうすくらぶ」

<11月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

カラー図鑑 スパイスの秘密
ジル・デイヴィーズ∥著 西村書店東京出版編集部

色とりどりで種類も豊富なスパイス。日常的に使うものや聞いたことのないものまで、54種類のスパイスの特徴や使い方を紹介。効能のほかに、ちょっとしたこぼれ話も載っているので読み物としても面白い1冊。

0111HA「カラー図鑑 スパイスの秘密」

ひとまねこざる
H.A.レイ∥文・絵  光吉夏弥∥訳 岩波書店

知りたがりやのこざるのじょーじは、動物園から抜け出し、町にでます。レストランの裏口から台所に入り、スパゲッティを食べているところをコックさんに見つかり皿洗いをすることに。次に、ビルの窓掃除をしますが…。じょーじが巻き起こす大騒動が痛快です。邦訳されて65年になるロングセラー絵本。

0111HA「ひとまねこざる」

「Famile」
<11月号掲載>

11月のテーマ「11/1は犬の日!犬の えほん」

いぬがいっぱい
グレース・スカール∥さく やぶきみちこ∥やく 福音館書店

おりこうな犬に、いたずら犬、しょんぼり犬に、元気な犬。見開きごとに、いろいろな姿かたちの犬が紹介されます。最後は、今まで登場した犬たちが集まって「みんな いっしょに わんわん」。シンプルでモダンな絵、響きの良い言葉が魅力の赤ちゃん絵本です。(1歳から)

0111FA「いぬがいっぱい」

ニャーンといったのはだーれ
ステーエフ∥文・訳 西郷竹彦∥訳 偕成社
ある日、子犬が昼寝をしていると、どこからかニャーンという声が。子犬は声の主を探しに出かけ、庭の雄鶏やネズミ、魚などに「きみかい、ニャーンといったのは?」と聞いて回ります。好奇心旺盛で、蜂に刺されたり池に落ちたりと散々な目にあう子犬の姿がユーモラスに描かれた絵本です。(3歳から)

0111FA「ニャーンといったのはだーれ」

ろくべえまってろよ
灰谷健次郎∥作 長新太∥絵 文研出版

深い穴の底に落ちてしまった犬のろくべえ。1年生のえいじくんたちはろくべえを助けようと知恵をしぼりますが、歌やシャボン玉ではろくべえを元気づけられず、大人たちは誰も助けてくれません。困り果てた子どもたちですが、ついに名案を思い付きます。ろくべえ救出作戦の成り行きにはらはらする絵本です。(4歳から)

0111FA「ろくべえまってろよ」

  「月刊はうすくらぶ」

<10月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

不調女子のカラダよろこぶ栄養BOOK
杉山明美∥著 徳間書店

体や心の不調につながる栄養不足。過度なダイエットや忙しさで食生活が偏り、必要な栄養が補えていない女性のために、本書では日々の食事をちょっと見直すだけの「栄養の知恵」を数多く紹介。

0110HA「不調女子のカラダよろこぶ栄養BOOK」

西遊記1 石からうまれた孫悟空
唐亜明∥文 于大武∥絵 偕成社

石から生まれた孫悟空は、72通りに化ける術や筋斗雲の術を身に着けるが、神様たちの住む天界で、不老不死の桃や金丹を盗み食いし、天帝の怒りを買う。孫悟空は天帝が差し向けた十万人の軍勢と戦い大暴れ、お釈迦様に山の下に閉じ込められる。
美しい絵で中国古典の世界をあざやかに描く。全3冊。

0110HA「西遊記1 石からうまれた孫悟空」

「Famile」
<10月号掲載>

10月のテーマ「かわいいおばけの えほん」

うさこちゃんおばけになる
ディック・ブルーナ∥ぶん え まつおかきょうこ∥やく 福音館書店

ある日うさこちゃんは、古いシーツを頭からかぶって、おばけに変身してみます。さっそくお友達を驚かしに行くと、みんな怖がって逃げだして、大成功!でも、大好きなおばさんまで逃げてしまったので、シーツをとって元のうさこちゃんに戻ります。リズミカルな文とくっきりした原色の絵が魅力の絵本。(2歳から)

0110FA「うさこちゃんおばけになる」

おばけのジョージー
ロバート・ブライト∥作・絵 光吉夏弥∥訳 福音館書店
ホイッティカーさんの家に住む小さなおばけジョージーの日課は、毎晩同じ時間に階段やドアをギーと鳴らして、みんなに時間を知らせることでした。ところが、家の修繕で音が鳴らなくなってしまい、思い悩んだジョージーは家出することに…。黒1色のペン画が夜の雰囲気をよく伝える、秋から冬に読みたい絵本。(4歳から)

0110FA「おばけのジョージー」

おばけのバーバパパ
アネット=チゾン∥作・画 タラス=テイラー∥作・画 やましたはるお∥やく 偕成社

少年フランソワの家の庭で生まれた、ピンク色のおばけのバーバパパ。大きすぎて家においておけないといわれ、動物園に送られてしまいますが、自由に姿を変える力で檻から抜け出します。行く当てもなく街をさまようバーバパパは、火事だと叫ぶ声を聞いて…。変形能力を駆使したバーバパパの活躍が愉快な絵本です。(4歳から)

0110FA「おばけのバーバパパ」

  「月刊はうすくらぶ」

<9月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

35歳、働き女子よ城を持て!
高殿円∥著 KADOKAWA

女子が生きていくために大切なのは自分だけのくつろげる居場所(=資産)を見つけること。新築から中古、ヴィンテージまで、様々な物件に突撃してリアルにレポートした、働き女子に贈る体当たりエッセイ。

0109HA「35歳、働き女子よ城を持て!」

イワシ むれでいきるさかな
大片忠明∥さく 福音館書店

イワシは海にすみ、えさを求めて群れで泳いでいる。群れは鳥や、クジラに狙われたり、人間が仕掛けた網につかまったりして、多くが食べられてしまう。しかし、生き残ったイワシが数えきれないほどたくさんの卵を産み、また大きな群れになり生きていく。
イワシが群れで生きのびる姿を描く科学絵本。

0109HA「イワシ むれでいきるさかな」

「Famile」
<9月号掲載>

9月のテーマ「しーっ、静かに!の えほん」

しずかなおはなし
サムイル・マルシャーク∥ぶん ウラジミル・レーベデフ∥え 福音館書店

真夜中の森に散歩に出かけた、静かな静かなハリネズミの親子。オオカミが忍び寄ってきたのに気が付き、針を逆立てて丸くなります。オオカミが手こずっているうちに、猟師の鉄砲の音が聞こえてきて…。詩のような言葉と、写実的かつ幻想的な雰囲気の美しい絵。静かに静かに読みたい絵本です。(3歳から)

0109FA「しずかなおはなし」

おやすみ みみずく
パット=ハッチンス∥さく わたなべしげお∥やく 偕成社
昼間、ミミズクが眠ろうとしていると、ハチがブンブン、リスがカリカリ、カラスがカーカーと周りの動物たちが次々に音を立てます。眠れないミミズクは「あーねむたい」。ところが夜になってみんなが眠ると、今度はミミズクが鳴きだして…。いろいろな擬音語が楽しい絵本。ぜひ声に出して読んでみてください。(3歳から)

0109FA「おやすみ みみずく」

としょかんライオン
ミシェル・ヌードセン∥さく ケビン・ホークス∥え 福本友美子∥やく 岩崎書店

図書館にライオンがやってきました。お話をもっと聞きたくて吠え、館長から静かにするようにと叱られますが、それからは決まりを守って人気者になります。ところがある日、怪我をした館長を助けるために大声で吠えたライオンは、自分から図書館を出て行ってしまい…。温かみのある絵で描かれるライオンが魅力的です。(5歳から)

0109FA「としょかんライオン」

  「月刊はうすくらぶ」

<8月号掲載>

子ども向けの本を1冊紹介しました。

ぼくのぱん わたしのぱん
神沢利子∥ぶん 林明子∥え 福音館書店

パン屋さんでパンをみた子どもたちが、パンを作ろうと思いたち、一からパン作りをする様子を描いた絵本。
砂糖を溶かしたお湯にイーストをいれ膨らませるところからはじまり、パン作りの工程をリズミカルな文章と温かみのある絵で丁寧に描く。
おいしそうに焼きあがったパンに、大満足の1冊。

0108HA「ぼくのぱん わたしのぱん」

「Famile」
<8月号掲載>

8月のテーマ「さかさまにすると…!? のえほん」

にわのわに
多田ヒロシ∥著 こぐま社

「にわのわに」「わるいのいるわ」など、前から読んでもさかさから読んでも同じ言葉、回文を集めた絵本です。言葉遊びの面白さに加え、「わるいのいるわ」では動物園であかんべえをしているゴリラが描かれているなど、とぼけた味わいの絵も愉快です。(4歳から)

0108FA「にわのわに」

光の旅 かげの旅
アン・ジョナス∥著 内海まお∥訳 評論社
白と黒だけで描かれた、一種の仕掛け絵本です。明け方、車で家を出て、麦畑や海辺を通り、大きな街へ。ここで本をさかさまにすると、光と影が逆転、今度は夕方に街を出て、花火を見物し、雨に降られたりして家に帰ったところで、最初のページに戻ってきます。(5歳から)

0108FA「光の旅 かげの旅」

おひゃくしょうとえんまさま 中国民話
君島久子∥再話 佐藤忠良∥画 福音館書店

閻魔さまは、自分へのお供えが1番少なかったお百姓をこらしめるため、稲が実らないよう、頭が細く根が太くなる呪文をかけることにしました。それを知ったお百姓が稲のかわりに里芋を植えると、さかさまに大豊作となります。閻魔さまの呪文を次々と逆手にとるお百姓の知恵が痛快な絵本です。(5歳から)

0108FA「おひゃくしょうとえんまさま 中国民話」

  「月刊はうすくらぶ」

<7月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

現役東大生が選ぶいま読むべき100冊
西岡壱誠∥著 光文社

東大書評誌編集長が、小説、新書、ライトノベル、漫画、ビジネス書など、あらゆるジャンルから「いま読んでおくべき」と思う本を紹介する。選書基準は「自分の世界を変えるための本」であり、著者がどのように活用したかを紹介している。

0107HA「現役東大生が選ぶいま読むべき100冊」

本のれきし5000年
辻村益朗∥作 福音館書店

5000年前、エジプトでは、植物のパピルスで巻き物の形をした本が作られた。メソポタミアでは粘土、アジアでは木の葉など、本の材料は様々だったが、長い年月を経て、紙と印刷が発明され、私たちが普段目にするような形の本が作られるようになる。
美しい写真や絵で本の歴史がわかる1冊。

0107HA「本のれきし5000年」

「Famile」

<7月号掲載>

7月のテーマ「7/7は「川の日」 川のえほん」

かわ
加古里子∥作・画 福音館書店

山奥で誕生した川が、山を下り、平野を通って海に出るまでの様子を、やさしい文章と鳥瞰図の形式の絵で見せる絵本。周りの村や町の様子も細かく描きこまれています。全てのページをつなげると一枚の絵巻物になったり、表紙の地図が本文の川の流れや地形に一致していたりと細かな仕掛けが多く、読むたびに新たな発見が。(4歳から)

0107FA「かわ」

うんがにおちたうし
ピーター・スパイアー∥絵 フィリス・クラシロフスキー∥作 ポプラ社
オランダの牧場で暮らす牝牛のヘンドリカは、ひたすら草を食べるだけの毎日に飽き飽きしていました。ある日、牧場の裏を流れる運河にうっかり落ちてしまったヘンドリカは、空き箱の上に乗って、あこがれの町へと流れていきます。ペン画と明るい色彩でオランダの田園風景が描かれた、のどかな雰囲気の絵本です。(3歳から)

0107FA「うんがにおちたうし」

なつのかわ
姉崎一馬∥著 福音館書店

森に生まれ海に向かう川の流れを、美しい写真のみで綴った字のない絵本。森に立ち込めた霧が水滴となって流れ落ち、やがて地中から滲み出して小さな川となります。川は岩場を下りながらだんだん大きく深くなっていき、ついに海へと流れつきます。緑の木々や川で泳ぐ子供たちの姿から夏の川の清涼な空気が伝わってきます。(4歳から)

0107FA「なつのかわ」

  「月刊はうすくらぶ」

<6月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

おいしく食べる食材の手帖
野﨑洋光∥著 小春あや∥イラスト 池田書店

レシピ本ではなく食材に合わせた使い方調理法を紹介した本。取り上げる食材は、日ごろ、よく手にする野菜や肉、魚介、卵、米、調味料など。こうするとおいしくなるをわかりやすい理由で説明してあり、料理が楽しくなる本。

0106HA「おいしく食べる食材の手帖」

ながいながい骨の旅
松田素子∥文 川上和生∥絵 桜木晃彦,群馬県立自然史博物館∥監修 講談社

生き物はなぜ骨を持つようになったのか?
生き物の祖先が海の中で生まれてから、海を出て陸で生活するようになるまでの骨の旅をたどる。生き物が進化し、骨を持つようになった歴史や、骨の果たす役割を紹介している。
後半では、人類と海との深い関わりも明かされる。驚きにあふれる科学絵本。

0106HA「ながいながい骨の旅」

「Famile」

<6月号掲載>

6月のテーマ「どんどんふえる!」

100まんびきのねこ
ワンダ・ガアグ∥ぶん・え いしいももこ∥やく 福音館書店

おばあさんにあげるための猫を1匹、探しに出かけたおじいさん。長い間歩いて、ついに猫がたくさんいる丘に着きましたが、どの猫もきれいで選びきれません。次々に拾い上げていくうち、なんと1兆匹もの猫を連れて帰ることに!「百匹の猫、千匹の猫、百万匹、一億 一兆匹の猫」という言葉の繰り返しが愉快な絵本。(3歳から)

0106FA「100まんびきのねこ」

おなかのかわ
瀬田貞二∥再話 村山知義∥絵 福音館書店
オウムの家に招待された食いしん坊の猫は、ごちそうを食べつくし、オウムまでペロリと飲み込んでしまいました。そして、道で出会った相手も次々と飲み込んでいきます。おばあさん、馬方とロバ、王様の行列と、飲み込むものがどんどん増えていきますが、猫は平気でペロリ。ところが、最後にカニを飲み込むと…。(3歳から)

0106FA「おなかのかわ」

1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし
デミ∥作 さくまゆみこ∥訳 光村教育図書

飢饉になっても人々に米を分け与えない王様に対し、賢い村娘は一計を案じ、「今日はお米を1粒だけください。そして、30日の間、それぞれ前の日の倍の数だけお米をください」と願い出ます。僅かな量だと思い快諾した王様ですが、16日目には3万粒以上のお米をあげることに。そして30日目には…。細密画風の美しい絵。(7歳から)

0106FA「1つぶのおこめ」

  「月刊はうすくらぶ」

<5月号掲載>

子ども向けの本を1冊紹介しました。

羽毛恐竜 恐竜から鳥への進化
大島英太郎∥作 真鍋真∥監修 福音館書店

恐竜から鳥への進化の過程をたどる科学絵本。
1996年に初めて羽毛を持つ恐竜の化石が発見されました。その後続々と発掘され、研究が進み、恐竜が実は絶滅しておらず、鳥として生き延びていることが分かってきました。
最新の研究データを踏まえ、美しいイラストで描き、読み応えたっぷり。

3105HA「羽毛恐竜 恐竜から鳥への進化」

「Famile」

<5月号掲載>

5月のテーマ「探検に出かけよう!のえほん」

たからさがし
中川李枝子∥さく 大村百合子∥え 福音館書店

宝探しに出かけたゆうじは、原っぱで「まほうのつえ」を見つけます。ところが、ウサギのギックも同時にそのつえを見つけていました。2人はつえをかけて、かけっこや相撲、幅跳びで対決しますが、なかなか勝負がつきません。そこでギックのおばあさんのところへ相談に行くと、宝探しで勝負したらと言われ…。(3歳から)

3105FA「たからさがし」

くんちゃんとにじ
ドロシー・マリノ∥さく まさきるりこ∥やく ペンギン社
ある春の日、雨上がりに大きな虹がかかりました。「虹の根本には金の詰まったつぼが埋まっている」と聞いた子ぐまのくんちゃんは、お鍋を持って駆け出します。お母さんや森の動物たちがただのおとぎ話だと言うのも聞かず、虹を追いかけてどんどん駆けていくくんちゃん。虹が消えたとき、お鍋いっぱいの「きん」を発見します!(3歳から)

3105FA「くんちゃんとにじ」

ぼくのロボット恐竜探検
松岡達英∥さく 福音館書店

ティラノサウルスの模型で遊んでいたケイちゃんは、いつの間にかお隣のミヨちゃんといっしょに白亜紀の時代に来ていました。2人は人工頭脳搭載の巨大ロボットに乗って、ティラノサウルスやプテラノドンが生きる恐竜の世界を探検します。機能説明付きで細かく描かれるロボットの内部や、漫画風のコマ割が楽しい絵本です。(4歳から)

3105FA「ぼくのロボット恐竜探検」

  「月刊はうすくらぶ」

<4月号掲載>

大人向けと子ども向けの本を各1冊紹介しました。

海苔と卵と朝めし
向田邦子∥著 河出書房新社

今年生誕90年となる向田邦子。料理が得意で、おいしいもの好きの食いしん坊で、食べ物のエッセイに定評があった著者。思い出の食卓、ウチの手料理、お気に入り、性分、日々の味、旅の愉しみなどの章からなる読みやすいエッセイ傑作選。

3104HA「海苔と卵と朝めし」

ハーモニカのめいじんレンティル
ロバート・マックロスキー∥ぶんとえ まさきるりこ∥やく 国土社

少年レンティルは、歌も口笛も苦手でしたが、ハーモニカの名人になろうと決心し、猛練習します。ある日、町の名士カーター大佐が帰郷し、歓迎演奏会が開かれますが、にがむしじいさんのたくらみで、楽隊が演奏できなくなり…。黒一色で描くおかしみのある絵本。

3104HA「ハーモニカのめいじんレンティル」

「Famile」

<4月号掲載>

4月のテーマ「ぞうさんがいっぱい! の えほん」

ぐるんぱのようちえん
西内ミナミ∥さく 堀内誠一∥え 福音館書店

ひとりぼっちの象のぐるんぱは、いつもめそめそ泣いてばかり。そこで町へ働きに出されますが、作る物はビスケットでもピアノでも超特大で、どこに行ってもクビになってしまいます。しょんぼりするぐるんぱですが、子沢山のお母さんに頼まれ、子どもたちと遊び始めると…。リズミカルな文章と元気な絵が楽しい絵本です。(4歳から)

3104FA「ぐるんぱのようちえん」

ぞうのババール
ジャン・ド・ブリュノフ∥さく やがわすみこ∥やく 評論社
森の国で生まれた子象のババールは、散歩中、狩人にお母さんを撃たれ、夢中で逃げます。たどり着いた大きな街で、大金持ちの親切なおばあさんに拾われました。そして、教養ある紳士として成長したババールは、森へ帰って象の王さまになります。温かく洒落たユーモアに満ちた、「ぞうのババール」シリーズの第1巻です。(5歳から)

3104FA「ぞうのババール」

ぞうさん
まどみちお∥し なかがわりえこ∥せん なかがわそうや∥え 福音館書店

誰もが一度は聞いたことのある、おなじみの童謡「ぞうさん」をはじめ、「せっけんさん」や「やぎさん ゆうびん」、「とけいさん いつ ねるの」など、童謡として親しまれている まど・みちおの詩を12編収めた絵本です。柔らかな色合いの水彩画が、詩の雰囲気をよく伝えます。見返しに楽譜付き。(2歳から)

3104FA「ぞうさん」