Fukui Prefectural Archives

福井藩士履歴10

新番格以下3 タ~ム

概 要

 福井文書館資料叢書は、福井県の歴史解明において重要で、かつ一般利用者の閲覧要望が多い資料を活字化し解説等を加えて刊行してきました。このうち士分と呼ばれた上級~中級藩士の家臣の人事履歴、幕末期に新たに召しだされた藩士の子弟(303名)の人事履歴を刊行してきました。
 2019年度より、新たに下級家臣団約500家(明治以降のいわゆる卒身分に相当する 藩士の系)を対象とした人事履歴を刊行します。第三弾として『福井藩士履歴10 新番格以下3 タ~ム』を発刊します。

主な掲載人物

坪田(岡倉)覚右衛門(つぼた(おかくら) かくうえもん)、生没年未詳)

 明治時代の美術指導者である岡倉天心(覚三)の父。1855(安政2)年に諸下代となり1860年に小寄合格となる。同年から横浜で生糸を商う福井藩の商館石川屋を差配。福井藩探索方をつとめる。

高橋 直矢(たかはし なおや)、生年未詳~1873)

 1867年(慶応3)小算として出仕。71(明治4)に福沢諭吉のもとで英学を修行する。72年(明治5)に武庫司として新政府に出仕するも翌年病死。

内藤 久作(ないとう きゅうさく、生没年未詳)

 もと足羽郡下馬村の百姓身分の人物で、1796年(寛政8)から荒子(あらしこ)に召し抱えられる。のち内藤姓を名乗り、新番格以下の下級藩士となった。

目 次

口 絵・凡 例・細目次

PDF:1,131KB

一 新番格以下 タ

PDF:1,014KB

ニ 新番格以下 ツ

PDF:789KB

三 新番格以下 ネ

PDF:723KB

四 新番格以下 ナ

PDF:842KB

五 新番格以下 ム

PDF:785KB

解 説・参考資料

PDF:1,108KB

全 文

PDF:1,760KB

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