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『福井県史』通史編4 近世二 目次へ  前ページへ  次ページへ


 第三章 商品の生産と流通
   第二節 鉱工業の進展
    四 木地師と漆
      若狭の木地師
 若狭で木地師が活動していた主な地域としては、三方郡新庄村、遠敷郡上根来村・熊川村・河内村・名田庄、大飯郡六路谷村・吉坂峠・青郷などがある。上根来村の南、近江との国境に木地山峠があり、名田庄の南部山地から三国岳・八ケ峰・堀越峠のそれぞれ近江国境までの各村には、木地師居住の伝承が多く残されている。盛衰の差はあるが、これら木地師の活動の時期は越前とほぼ同じものと思われる。



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