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『福井県史』通史編2 中世 目次へ  前ページへ  次ページへ


第三章 守護支配の展開
   第三節 室町幕府と国人
     二 奉公衆と室町幕府料所
      越前の奉公衆
 室町期から戦国期にかけて各番帳に記載された越前関係の奉公衆は表35のとおりである。ここでは、各番帳にみえる諸氏について検討していきたい。また、「康正二年造内裏段銭并国役引付」(以下「康正引付」と略)に段銭納入者として登場する者がある。この段銭納入者は、守護使の介入を回避するため京済の特権を行使している場合があり、それが奉公衆や近習の場合にはその所領が料所になっている可能性も指摘されている。料所としての確証はないが、少なくともその地域が彼らの地方における拠点となったことは間違いないであろう。
 千秋氏
 山内氏

表35 越前・若狭の奉公衆

表35 越前・若狭の奉公衆



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