昭和100年関連展示「写真で振り返る ふくいの昭和・平成」
令和8年(2026)は、昭和元年(1926)から数えて満100年を迎えます。時間の流れとともに昔の出来事が私たちの記憶からも遠くなりつつあります。
本展示では、昭和期の写真帳や、福井県発行の広報誌・広報写真を通じて、当時の福井の様子や先人たちの活動を紹介し、その記憶を共有することで新しい時代への創生の機会とします。
また、昭和100年関連イベントとして、昭和元年から令和6年までを象徴する出来事の写真を1年1枚ずつ選び、タペストリーにして展示します。

目次
- 地方人民をして尚武忠勇の心を喚起(陸軍特別大演習)
- 福井県の名勝・旧跡写真
- 戦後福井の激励・慰問巡幸
- 今日の福井県政を知るための県民グラフ(県政広報誌県民グラフ創刊)
- 当時国内最長トンネルの開通(北陸トンネル開通)
- 三八豪雪・五六豪雪
- 新しい時代をひらく国民体育大会
- 次の百年に向かって不退転の決意(県庁舎新築)
- 夢とロマンの恐竜王国へようこそ(恐竜博物館開館)
- 未来へつなごう 元気な森・元気なふるさと(第60回植樹祭)
開催期間:2026年9月18日(金曜日)~11月18日(水曜日)9時~17時
場所:福井県文書館閲覧室(入館無料)
企画展示リーフレット:2026年度 昭和100年関連展示「写真で振り返る昭和・平成」
| 日時 | 2026年10月4日(日)11:30~12:00 2026年11月8日(日)15:00~15:30 |
|---|---|
| 会場 | 福井県文書館 |
| 講師 | 当館職員 |
| 内容 | 展示内容を分かりやすく解説します。 |
| 申込 | 当日自由参加(申込不要です) |
| 備考 | 天候の急変等の理由により、予告なくイベントを中止することがあります。当日はホームページ等で開催状況をご確認のうえご来場ください。 |
1. 地方人民をして尚武忠勇の心を喚起
昭和8年(1933)10月24~26日に福井県下を中心に将兵2万人で行われた大規模軍事演習の写真です。明治33年(1900)から毎年実施され、天皇が直接統括しました。また、訪れた見物人は15万人にものぼりました。
これらの写真の多くは、県が発行した『昭和八年陸軍特別大演習並地方行幸福井県記録』『陸軍特別大演習記念写真帖』等に掲載されています。県は大演習と県内行幸を記録するために、野路松雄氏ほか11名に写真撮影を委託していたことから、これらの写真は、この11名のいずれかによって撮影されたフィルムからプリントされたものと考えられています。あわせて、文部省に委託して活動写真(映画)も撮影していました。
2. 福井県の名勝・旧跡写真
この写真帳は昭和8年の天皇行幸の際に、献上品として県が福井市の写真師・野路定吉に依頼し、製作した写真帳15冊の内の1冊であると考えられています。県内51ヶ所の名勝・旧跡が写真に収められ、由緒沿革が書かれています。
3. 戦後福井の激励・慰問巡幸
昭和22年(1947)10月23~26日に昭和天皇が県内の工場や開拓地を視察、療養所を慰問した際の記念写真集です。既に天皇は神格化を否定(人間宣言)されていましたが、全国巡幸は福井だけでなく各地で熱烈な歓迎を受けました。
4. 今日の福井県政を知るための県民グラフ
県民の話し合いの場を作り「あすのより良い福井県政を考える」ことを目標に創刊。創刊号では北栄造知事の座談会や、農業をする際の具体的な助言、無医のへき地医療問題、前年度の県内イベント等が取り上げられています。
福井県では昭和35年(1960)に県政情報に加え、県内の自然・文化・歴史・観光地・特産品等、写真をまじえて紹介する広報誌として『県民グラフ』を創刊しました。以降、何度か誌名の変更を経て、現在は『福のたより』として刊行されています。
5. 当時国内最長トンネルの開通
昭和37年(1962)に延べ250万人が約4年かけた総延長13,870 mの北陸トンネルが開通し、北陸本線の福井-敦賀間が電化されました。従来1時間かかった距離が20分に短縮され、県内産業の活性化に繋がりました。
6. 三八豪雪・五六豪雪
三八豪雪
昭和38年(1963)の三八豪雪は、前年末から1月下旬にかけて長期間降雪が続き、「百年ぶりの大雪」と呼ばれました。主要道路はことごとく寸断され、鉄道も国鉄が約1週間、私鉄は約1ヶ月不通になり県民生活に混乱をもたらしました。
五六豪雪
昭和56年(1981)1月の五六豪雪は、前年末から1月中旬にかけて短期間に記録的な大雪が3度襲来し、福井では1日に最大73 cmが積もる大雪となりました。また、敦賀や美浜では最大積雪深が三八豪雪を上回りました。
7. 新しい時代をひらく国民体育大会
明治百年記念の昭和43年(1968)に第23回国民体育大会が開催されました。福井国体の歌「この明るさのなかにゆけ」が作られ、振り付けには県花の水仙を形どった美しさや、福井県の躍進をあらわす動作が取り入れられました。また、大会の結果として福井県は男女総合優勝、女子総合4位の好成績を収めました。「親切国体」を合言葉に民泊を実施し、監督・選手団1万人以上を受け入れたことが当時話題になりました。
8. 次の百年に向かって不退転の決意
昭和56年(1981)11月に県庁舎落成式が開催されました。置県百年記念碑の除幕や百人太鼓が式典を盛り上げました。また、県防災行政無線の開局式も行われ、知事が記念通話を行って県民を災害から守ることを誓いました。
9. 夢とロマンの恐竜王国へようこそ
平成12年(2000)7月の恐竜博物館の開館にあわせ、PRイベントとして「恐竜エキスポふくい2000」が開催されました。当時日本の恐竜化石の約8割を産出する福井県の成果を展示し、延べ125万人の来場者が訪れました。
10. 未来へつなごう 元気な森・元気なふるさと
平成21年(2009)に天皇皇后両陛下を迎えて第60回全国植樹祭が一乗谷朝倉氏遺跡で開催されました。県内開催は昭和37年以来47年ぶりとなり、坂井・奥越・丹南・嶺南で各地域の特徴をいかしたイベントが行われました。


























































































