令和7年度創作講座 「童話に何を書くか」(1月17日)
1月17日(土)に、童話作家、詩人、児童文学者の藤井則行氏を講師に迎え、「童話に何を書くか」と題して、童話の創作講座を開催しました。
はじめに、俵万智さんの著書から引用して、創作活動には「あっ」という驚き、感動、発見が大切であると説き、次に、自作の童話と少年詩を取り上げ、それらの創作のきっかけとなった実体験について話しました。小学生の時の遊びの体験、教員時代のエピソード、長女の父親参観に参加した時に目にしたもの、本屋で遭遇した万引き事件、大学生の時に所属した管弦楽団で取り上げた曲についてなど、どれも日常生活の中の体験をタネにして、おもしろいお話にするために効果的に虚構を交えていくという創作手法を明かしました。
その後、県内で活躍する方々の作品を紹介し、自作の「らっきょうの花」を朗読して、最後に瀬戸内寂聴さんの講演の話を引用して、想像力を鍛えるための読書の大切さを説いて締めくくりました。
講義後の質疑応答で、参加者の「藤井先生のお話を聞いて、童話に対する自分の考えが変わった」という感想を受けて、「童話は子どものための文学であるが、すぐれた童話は大人のための文学でもある」と熱意を込めて語りました。
事後のアンケートからは、「今日の講座では、藤井先生の作品についてどう書かれてきたかを語ってくださったのが興味深くよかったです。創作は難しいことだと思いますが、私も自分で見つけたタネを大事にして何かしら書いていけたらと意欲がわきました」等、創作意欲が刺激されたという声がいくつも聞かれました。


| 開催概要 | 多くの詩や童話を発表してきた藤井則行氏を講師に迎え、書き手にとって最大の問題である「何を書くか」をテーマに、名作の鑑賞、著名な作家の言葉、自作の童話や少年詩などを通して、書くためのヒントやタネの求め方を探る創作講座です。 |
|---|---|
| 定員 | 60名(要申込) |
| 会場 | 県立図書館 多目的ホール |
| 参加費 | 無料 |
| 申込方法 | 電話、FAX、Web(Forms)にてお申込みください。申込書の文学館持参も可。 申込先:TEL:0776-33-8866 FAX:0776-33-8861 |
| チラシ | 創作講座チラシPDF |


