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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
X0015
資料群名
西尾市岩瀬文庫
地域(近世,行政村,現在)
 
資料の年代
1180年(治承4)~1914年(大正3)
資料目録件数
49
組織歴および履歴
岩瀬文庫は愛知県西尾市の文化施設。1908年(明治41)に肥料商山本屋を営む富商、岩瀬弥助が私財を投じて創立した私立図書館にはじまる。重要文化財の『後奈良天皇宸翰般若心経』をはじめ、古典籍から近代の図書、中国や朝鮮のものまで含むその蔵書数は8万冊余り。
資料群の概要
撮影文書は、大きく中世(おもに戦国期)のもの48点と、近世の西尾藩関係のもの29点に分けられる。
中世のおもなものとしては(1)「諸家古文状」7冊、(2)「丹後旧事記」、(3)「丹波興廃略記」などがある。
(1)は約1,000点の書状類の写しをまとめたものだが、なかに越前朝倉氏関係のものが確認できる。
(2)・(3)には元亀-天正年間(1570-92)の丹後・丹波の動向が記され、本郷氏家臣荒木氏などの名前も見え、戦国期若狭国大飯郡の動向との関連を示している。
西尾藩関連のものとしては(4)大給松平氏の系譜関係、(5)西尾藩家臣に関するもの、(6)藩領村々に関するもの、(7)その他に分類できる。
(4)では「三河深溝松平氏系図」や「大給松平家譜」「大給松平家御歴代一覧表」などがある。
(5)では分限帳類、(6)では「越州領分検見仕方覚」など租税関係や明細帳などがあげられる。
(7)としては「若州騒動見聞秘録」や「参越所務聞書」「諸事覚」などが撮影されている。福井藩士の加賀成教(?-1846)が1830年(文政13)に友人とともに白山に登った記録「白山全上記」のカラー複製本がある。
中世のおもなものとしては(1)「諸家古文状」7冊、(2)「丹後旧事記」、(3)「丹波興廃略記」などがある。
(1)は約1,000点の書状類の写しをまとめたものだが、なかに越前朝倉氏関係のものが確認できる。
(2)・(3)には元亀-天正年間(1570-92)の丹後・丹波の動向が記され、本郷氏家臣荒木氏などの名前も見え、戦国期若狭国大飯郡の動向との関連を示している。
西尾藩関連のものとしては(4)大給松平氏の系譜関係、(5)西尾藩家臣に関するもの、(6)藩領村々に関するもの、(7)その他に分類できる。
(4)では「三河深溝松平氏系図」や「大給松平家譜」「大給松平家御歴代一覧表」などがある。
(5)では分限帳類、(6)では「越州領分検見仕方覚」など租税関係や明細帳などがあげられる。
(7)としては「若州騒動見聞秘録」や「参越所務聞書」「諸事覚」などが撮影されている。福井藩士の加賀成教(?-1846)が1830年(文政13)に友人とともに白山に登った記録「白山全上記」のカラー複製本がある。
県史収載
 
県史以外の収載
 
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館では原本は収蔵しておりません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
「白山全上記」の複写は、西尾市岩瀬文庫に対して申請が必要。
複製本番号
X0126~X0135、X1351~1360
関連資料一覧
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