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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
X0010
資料群名
経聞坊文書
地域(近世,行政村,現在)
美濃国郡上郡長滝村,岐阜県郡上郡北濃村長滝,岐阜県郡上市白鳥町長滝
資料の年代
1277年(建治3)~1722年(享保7)
資料目録件数
46
組織歴および履歴
長滝村は、白山崇拝の拠点、美濃馬場白山長滝寺の鎮座地で、長良川上流右岸に位置する。江戸時代は郡上藩領、村高108石余である。
経聞坊は、長滝寺の塔頭で、天台宗延暦寺末である。1669年(寛文9)の内検地による長滝寺の石高は104石余であり、うち経聞坊は12石余を有していた(『白鳥町史』)。
経聞坊は、長滝寺の塔頭で、天台宗延暦寺末である。1669年(寛文9)の内検地による長滝寺の石高は104石余であり、うち経聞坊は12石余を有していた(『白鳥町史』)。
資料群の概要
撮影資料は46点で、中世文書がその多くをしめる。中世文書では譲状などが多く、これらにより、経聞坊檀那は、美濃・尾張・伊勢・三河・遠江・飛騨の諸国に散在していたことがわかる。また、文書番号00004の「権別当印超在家田畠宛行状」のなかに「関東御新制」とあり、これはいわゆる「永仁徳政令」のことで、この地方における永仁徳政令の具体的な事例として貴重である。ほかに、武田信玄や朝倉義景の書状も撮影されている。
1669年(寛文9)に大半が作成されたと思われる「壱代記」には泰澄大師以来の長滝寺の由緒などが記されており、記載内容は1722年(享保7)におよんでいる。
調査資料83点のうち、否撮資料が37点である。
1669年(寛文9)に大半が作成されたと思われる「壱代記」には泰澄大師以来の長滝寺の由緒などが記されており、記載内容は1722年(享保7)におよんでいる。
調査資料83点のうち、否撮資料が37点である。
県史収載
資料編2 P.635 1点
県史以外の収載
『岐阜県史』 『白鳥町史』
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館では原本は収蔵しておりません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
X0056
関連資料一覧
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