熊野神社文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
P0501
資料群名
熊野神社文書
地域(近世,行政村,現在)
遠敷郡三重村,南名田村三重,おおい町名田庄三重
資料の年代
1268年(文永5)~1303年(嘉元1)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
三重村は南川中流域の平野部に位置する。小浜藩領。村高は「正保郷帳」で556石余、「元禄郷帳」で564石余、「天保郷帳」で568石余。
熊野神社は、古くは三所大明神ともよばれ、「若州管内社寺由緒記」によれば1427年(応永34)の創建。大般若経は県指定文化財となっている。
資料群の概要
撮影資料は大般若経の経巻のうち9巻に残された紙背文書58点である。年代不詳のものも多く、紙背文書という性格上周囲が欠けているが、年代が判明するものは1268年(文永5)-1303年(嘉元1)にいたっており、内容は若狭とは全く関係がないものの、伝来の少ない国衙領関係の文書が見られるなど、きわめて興味深い。
これらの文書群には美濃・讃岐・備前の国衙領関係、大宰府・備前国関係・近江国関係、書状などが含まれる。書状の宛所には「まてのこうしとの」「ひかしのとうゐんとの」「前安房守」等がみえ、特定の貴族の家に伝来したものであるとみてよい。県史26・38号には「中御門殿」「中御門大納言殿」という記述がみえ、文書の時期を勘案すると中御門経任に比定される可能性が高い。また14・40号には「大宰権帥」とあり、これは経任か、その子為方を指すと思われる。さらにこの文書群中にでてくる讃岐国多配郷・美濃国弓削田本郷は1307年(嘉元4)には為方の知行であることなどから、これらの文書群は中御門経任・為方家に伝来したものという見方がほぼ確実である。
文書番号は県史掲載順(経巻の番号順)とした。
利用条件
 
県史収載
資料編9 P.845-874 58点
県史以外の収載
 
複製本番号
 
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
原本の閲覧はできません。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。