上根来区有文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
O0537
資料群名
上根来区有文書
地域(近世,行政村,現在)
遠敷郡上根来村,遠敷村上根来,小浜市上根来
資料の年代
1588年(天正16)~1882年(明治15)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
上根来村は遠敷谷の最奥部に位置し、針畑峠を経て近江へ至る。村高は1588年(天正16)の上根来村名寄帳では34石余、「正保郷帳」では段村共々として60石余りであった。これは名寄帳では別帳となっていた中ノ畑村の高25石余りを加えた高であり、これ以降の郷帳には中ノ畑村の記載はなく、上根来村のみが記載されている。小浜藩領で家数は67年(寛文7)に32軒であった。1874年(明治7)に中ノ畑村が上根来村から分村して独立している。
資料群の概要
当区有文書は約140点余りを数える。
中世文書は1588年(天正16)の「上根来村名寄帳」がある。
近世文書は約120点あり、(1)貢租、(2)村方、(3)山論、(4)宗門、(5)売券・借用証文、(6)その他に分類される。
(1)は名寄帳、検地帳、年貢算用状、1635年(寛永12)から1871年(明治4)の年貢免状などがある。
(2)には1798年(寛政10)の鉄砲預り証文や1833年(天保4)の葛掘りなどについての村定があり、この頃の山村の様子を知ることができる。
(3)には1655年(明暦1)の「覚書之事」がある。これは入会地である「かうしかり谷」をめぐる中ノ畑村との争論である。中ノ畑村との争論については中ノ畑区有文書(O-0536)参照。
(4)は寺送り状であるが、近江朽木谷の能家村からのものがあり、近江との関係の深さが示されている。
(5)では1793年(寛政5)の「借用申連判銀之事」がある。これは計18名の借主が一紙証文で借銀しているものであり、あまり見られない形である。同様の借用証文が95年、96年、1823年(文政6)、32年(天保3)、34年と計6点ある。
近代文書は約20点あり、明治初期の小前帳や地券、戸籍、中ノ畑村との山論の判決書などがある。
利用条件
 
県史収載
資料編9 P.70-74 7点、通史編3 P.303・395、通史編4 P.143
県史以外の収載
『小浜市史』
複製本番号
O0936~O0945
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
原本の閲覧はできません。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。