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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
O0519
資料群名
河野恒治家文書
地域(近世,行政村,現在)
遠敷郡神宮寺村,遠敷村神宮寺,小浜市神宮寺
資料の年代
1570年(元亀1)~1867年(慶応3)
資料目録件数
20
組織歴および履歴
神宮寺村は多田ケ岳東麓、北川支流遠敷川中流左岸に位置する。村高は「正保郷帳」で83石余、「元禄郷帳」で88石余、「天保郷帳」で92石余。
河野家は小平太を称し、若狭国守護武田元明が神宮寺に蟄居した際、正室松の丸(京極高次の妹)が穢れを避けるため当家で出産したと伝えられる(『若狭守護代記』)。江戸時代に入ってからは京極氏に仕えた。
河野家は小平太を称し、若狭国守護武田元明が神宮寺に蟄居した際、正室松の丸(京極高次の妹)が穢れを避けるため当家で出産したと伝えられる(『若狭守護代記』)。江戸時代に入ってからは京極氏に仕えた。
資料群の概要
当家は、中世末以降の書状を中心に、約20点の文書を有する。1570年(元亀1)の文書は、朝倉義景が浅井氏と連合して織田信長と戦っている時のもので、朝倉氏と武田信方の関係が知られて興味深い。83年(天正11)の文書では、丹羽氏治下において家屋敷が安堵され、2月27日の文書でも、浅野次吉によって山屋敷と被官3人が安堵されている。江戸時代に入り当家は京極氏に仕え、1605年(慶長10)の文書では、松の丸の意向により諸役免許となっていた当家の山屋敷について、京極氏から安堵をうけている。
他は、酒井家から毛利家への輿入れに関する書状や、酒井忠囿宛の書状など。
他は、酒井家から毛利家への輿入れに関する書状や、酒井忠囿宛の書状など。
県史収載
資料編9 P.180-181、通史編2 P.728
県史以外の収載
『小浜市史』
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館では原本は収蔵しておりません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
O0841
関連資料一覧
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