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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
O0514
資料群名
谷田寺文書
地域(近世,行政村,現在)
遠敷郡谷田部村,口名田村谷田部,小浜市谷田部
資料の年代
1288年(正応1)~1842年(天保13)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
谷田部村は南川下流左岸の平坦部に位置する。中世には遠敷郡今富名に属した。江戸時代は小浜藩領で、村高は「正保郷帳」で385石余、「天保郷帳」では439石余。
谷田寺は高野山真言宗の寺院で、縁起によれば721年(養老5)、泰澄大師の建立と伝える。江戸時代には名田庄一円の多くの神社の別当職を兼ねていた。
谷田寺は高野山真言宗の寺院で、縁起によれば721年(養老5)、泰澄大師の建立と伝える。江戸時代には名田庄一円の多くの神社の別当職を兼ねていた。
資料群の概要
当寺の資料は33点。うち中世資料は10点。谷田部村が属した今富名が若狭国税所の支配する名だった関係で、数少ない鎌倉時代の若狭国税所や在庁官人関係の文書が伝えられている。戦国期の文書は天文期(1532-55年)に集中しており、寺内の坊が充実していたことを示すものである。
近世文書は縁起類・寺の記録・閉帳や屋根葺き替えなどに関する願書など。
近世文書は縁起類・寺の記録・閉帳や屋根葺き替えなどに関する願書など。
県史収載
資料編9 P.393-397 11点、通史編2 P.140・P.164・P.249・P.926・P.969・P.1076、通史編3 P.58・P.661
県史以外の収載
『小浜市史』、『若狭遠敷郡誌』、『越前若狭古文書選』、湯峯愛「中世後期の地域社会における地方寺社の存在形態:若狭国遠敷郡を事例に」(『市大日本史.』15 2012年)
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館では原本は収蔵しておりません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
O0783~O0784
関連資料一覧
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