酒井家文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
O0057
資料群名
酒井家文書
地域(近世,行政村,現在)
遠敷郡小浜城下,雲浜村,小浜市
資料の年代
1625年(寛永2)~1934年(昭和9)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
酒井家文書は、1977年(昭和52)、小浜藩主であった酒井氏の子孫である酒井忠博氏より小浜市に寄贈されたもので、現在は小浜市立図書館に酒井家文庫として架蔵されている。
酒井氏小浜藩は、1634年(寛永11)、当時江戸幕府の老中であった酒井忠勝が、京極氏が出雲松江24万石に転じたあとに、若狭一国・越前敦賀郡・近江高島郡の内において11万3500石を得たことで、武蔵川越から入部して成立した譜代藩である。その後36年には、在府料として下野佐野領において1万石を加増され、領知高は12万3500石となった。二代藩主忠直は、68年(寛文8)、甥の忠国に1万石を分知し(安房勝山藩)、さらに、82年(天和2)、忠直の遺領のうち1万石が忠稠に分封され、越前鞠山藩が成立した。12代忠義は1858年(安政5)京都所司代に再任され安政の大獄を指揮した。68年(慶応4)戊辰戦争に巻きこまれて朝敵の疑いをかけられ、北陸道鎮撫使の先鋒を務めたほか、北越戦争にも藩兵を派遣した。70年(明治3)鞠山藩を合併、71年廃藩置県により小浜県となった。
資料群の概要
酒井家文書は、総点数約3000点あり、大きく三つに分けられる。(1)大名家伝来のもの、(2)明治初年の藩知事時代の資料、(3)1927年(昭和2)から40年にかけて編纂された 「酒井家編年史料稿本」とそれに付随する史料であり、いわゆる藩庁文書をほとんど含んでいない。このうち(3)は酒井家編年史料稿本(O0110)として別掲されている。また(3)に付随する史料のうちには、市立図書館蔵書として収集されたものもある。
したがってここの史料は、酒井家文書のうち、概ね(1)(2)より選択収集されたもの約1000点である。その内容は、将軍の御内書・領知宛行状・老中奉書などの幕府関係のもの、位記・口宣・宣旨・女房奉書などの朝廷関係のもの、藩主の書状や年譜、分限帳・由緒書など家臣に関するもの、藩治時代の公用留や秩禄関係の史料などがある。
このほか、正保の国絵図をはじめとする257点の絵図があるが、史料の性格上マイクロフィルムには収録していない。
大名家伝来の古文書のなかから、その特徴を示すと思われるものをあげると、小浜城の普請許可などが含まれる老中奉書、老中として江戸にあった忠勝が国許の年寄に対して出した酒井忠勝書下、忠勝が見た徳川家康についての夢を書き留めたもの、李氏朝鮮の執政からの書簡、酒井忠勝が贈った筆(当時「若狭筆」として知られた若狭の名産であった)に対する東福門院からの礼状などがある。
利用条件
 
県史収載
資料編9 P.221-256 46点、通史編3 P.153・P.154・P.158・P.160・P.161・P.220・P.229・P.235-P.237・P.257・P.282・P.589・P.592、 通史編4 P.47・P.55・P.389・P.639・P.644
県史以外の収載
『小浜市史』『敦賀市史』『越前若狭古文書選』『酒井家文庫綜合目録』、芦田伊人「切支丹改め開始年代を確定する一史料」『歴史地理』65-2、藤井讓治「幕藩体制初期の藩財政」『史林』56-1、同「譜代藩政成立の様相」『岩波講座日本歴史』10
複製本番号
O0391~O0398、O1252~O1318、O1325~O1538、O1614~O1638、O1779~O1825
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
原本の閲覧はできません。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。