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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
O0042
資料群名
遠敷大工組合文書
地域(近世,行政村,現在)
遠敷郡遠敷村,遠敷村遠敷,小浜市遠敷
資料の年代
1606年(慶長11)~1908年(明治41)
資料目録件数
108
組織歴および履歴
遠敷村は小浜市街地の東部、北川支流遠敷川の左岸にあり、小浜藩領。村高は「正保郷帳」「元禄郷帳」ともに1,698石余であった。
この組合文書は組合の会長が持ち回りで管理していた資料で、最終的に組合員だった山口文温氏の所蔵となった。現在は福井県立若狭歴史博物館に寄贈されている。
この組合文書は組合の会長が持ち回りで管理していた資料で、最終的に組合員だった山口文温氏の所蔵となった。現在は福井県立若狭歴史博物館に寄贈されている。
資料群の概要
遠敷大工仲間は江戸時代を通じて若狭一国の大工組織の中核にあり、各地の大工を支配した。
組合文書には大工仲間の定書や大工の仲間入りに関するものなど100点余りがある。当組合文書のうちで最も古いものには1606年(慶長11)の京極家から出された大工役免除の連署状(00083)があるが、その他の文書は江戸中期以降明治初年のものである。
1800年(寛政12)の「国中大工仲間掟書」(00077)からは若狭国内にあった大工組の概要を知ることができる。また、31年(天保2)の「諸願事案文」(00075)からは当時どのような文書が大工仲間のあいだで作成されたかがわかる。1796年(寛政8)の「釿之初石築棟上三式次第之事」(00055)と1844年(天保15)の「上下宮記録帳」(00076)は若狭国一宮の作事に関するものであり、前者は大工仲間と木挽仲間との棟上式をめぐっての争論文書である。
否撮カードはない。
組合文書には大工仲間の定書や大工の仲間入りに関するものなど100点余りがある。当組合文書のうちで最も古いものには1606年(慶長11)の京極家から出された大工役免除の連署状(00083)があるが、その他の文書は江戸中期以降明治初年のものである。
1800年(寛政12)の「国中大工仲間掟書」(00077)からは若狭国内にあった大工組の概要を知ることができる。また、31年(天保2)の「諸願事案文」(00075)からは当時どのような文書が大工仲間のあいだで作成されたかがわかる。1796年(寛政8)の「釿之初石築棟上三式次第之事」(00055)と1844年(天保15)の「上下宮記録帳」(00076)は若狭国一宮の作事に関するものであり、前者は大工仲間と木挽仲間との棟上式をめぐっての争論文書である。
否撮カードはない。
県史収載
資料編9 P.60-63 2点
県史以外の収載
『小浜市史』諸家文書編四
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館では原本は収蔵しておりません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
O0263~O0267
関連資料一覧
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