荒井美治家文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
J0126
資料群名
荒井美治家文書
地域(近世,行政村,現在)
勝山城下郡町,勝山町郡,勝山市本町
資料の年代
1896年(明治29)~1947年(昭和22)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
郡町は勝山三町の一つで、勝山藩家中屋敷西側の段丘沿いに南北に町屋が連なり、表筋には勝山街道が通る。『大野郡誌』には「西部低地の東半を占め本町と通称する商業中心地」とある。1896年(明治29)の勝山大火で当地は全焼した。1912年(同45)の戸数は107、人口は532。
荒井家は明治29年の勝山大火で類焼(00012「火事見舞扣帳」)したため、これ以前の史料を失っている。『明治42年福井県統計書』によれば08年7月に当主弥七により平地羽二重を主要製品とする荒井機業場が創業された。この工場は織工10人の当時の勝山では中規模の機業場であった。大正期には荒井製糸場の繭の売買帳も残されていることから、製糸業も営んでいたことが確認されるが、機業創業以前の家業を資料から知ることは出来ない。なお、47年(昭和22)4月の新憲法下第1回の勝山町会議員選挙に当主直治が第9位で当選している。
資料群の概要
撮影資料は47点で、否撮資料は7点。撮影資料は、(1)機業、製糸業関係、(2)町会議員選挙関係、(3)私家文書に大別される。(1)では1919年(明治42)から30年(昭和5)の「00005(毎年資産改帳)」があり、当家の大まかな経営の推移を知ることが出来る。また大正末期の繭売買帳からは、当時の繭、生糸の売買の実態をうかがい知ることが出来る。この他には42年(昭和17)の企業合同関係資料がある。(2)には47年(昭和22)の第1回町議選立候補の記録と勝山町の選挙人名簿があり、(3)は先述の勝山大火類焼の際の火事見舞帳や翌年の家普請見舞帳から44年(昭和19)の葬儀記録まで、婚姻、葬儀、病気見舞、火事見舞、普請見舞などの記録があり、この時期、勝山の町家の記録としてはまとまった資料といえる。なお否撮資料の軸物7点には、日露開戦、紀元2600年、太平洋戦争開戦の各詔勅が含まれている。
利用条件
 
県史収載
 
県史以外の収載
 
複製本番号
J1645~J1661
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
文書館に事前にお問い合わせください。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。