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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
J0008
資料群名
勝山市教育委員会保管文書
地域(近世,行政村,現在)
勝山町,勝山町,勝山市元町
資料の年代
1598年(慶長3)~1878年(明治11)
資料目録件数
348
組織歴および履歴
本文書は1973年(昭和48)勝山市教育委員会が市史編纂を始めた際、それまで市役所や市教育委員会内に置かれていた古文書類を一括して管理することになり、名称が「勝山市教育委員会保管文書」となったものである。現在、市史編纂室で整理され、1点ごとに封筒に入れて保存されている。なお、同室には旧勝山町役場時代の資料や戦前からの町史・市史編さん用の原稿類も『稿本勝山史料』として架蔵されている。
資料群の概要
文書の中心は勝山藩小笠原氏時代の町方に関係するものである。町年寄・町庄屋が役職上から作成したものが大半を占め、一部藩庁関係や町方・村方の私文書も含まれている。町役人関係の文書資料は近代に入って勝山町役場に引き継がれた。しかし、1954年(昭和29)の市制発足の頃管理がずさんとなり、少なからぬ量が処分され、個人に引き取られるなど、各地に散逸した。その一部は現在福井大学附属図書館や個人の所蔵として確認されている。市役所に残ったものも管理が悪く、相当数が風雨や虫害のために廃棄された。福井県史編さん事業で調査したものは幸い破損や散逸から免れた残りである(『勝山市史資料編4』)。
近世文書は町年寄・町庄屋の日記・願書留・町会所の留帳などを中心に、土地、戸口、年貢、人足、用水、山論、商業、交通など、町政全般にわたっており、県内の町方文書としては大野町と並んで内容が豊富である。とりわけ日記・用留関係が多数あり、市内の個人が所蔵する町用留類とあわせると、小笠原氏入封以後幕末に至る町政の推移をほとんど途切れることなくうかがえる。町が関わる大用水と奥山の資料、また町と村との関係をうかがう資料も多い。幕末維新期や近代のものは少ないが、それでも廃藩置県期のものなどには見るべき文書も含まれている。
否撮カ-ドは約300点を数え、その主なものは元禄9年検地帳などの土地関係や五人組・宗門帳などの戸口、大用水を中心とする人足関係、町用留など、主に帳面関係が中心である。絵図類や村方関係も含まれるが、絵図については別途調査が実施されている。近代勝山町役場のものも昭和戦前期まで若干含まれる。
近世文書は町年寄・町庄屋の日記・願書留・町会所の留帳などを中心に、土地、戸口、年貢、人足、用水、山論、商業、交通など、町政全般にわたっており、県内の町方文書としては大野町と並んで内容が豊富である。とりわけ日記・用留関係が多数あり、市内の個人が所蔵する町用留類とあわせると、小笠原氏入封以後幕末に至る町政の推移をほとんど途切れることなくうかがえる。町が関わる大用水と奥山の資料、また町と村との関係をうかがう資料も多い。幕末維新期や近代のものは少ないが、それでも廃藩置県期のものなどには見るべき文書も含まれている。
否撮カ-ドは約300点を数え、その主なものは元禄9年検地帳などの土地関係や五人組・宗門帳などの戸口、大用水を中心とする人足関係、町用留など、主に帳面関係が中心である。絵図類や村方関係も含まれるが、絵図については別途調査が実施されている。近代勝山町役場のものも昭和戦前期まで若干含まれる。
県史収載
資料編7 P.542-551 6点、通史編3 P.190-202 5点、P.497・P.789、通史編4 P.112・114・162・306・592,P757-768 3点
県史以外の収載
『勝山市史』、相模誓雄「近世期の九頭竜川流域における御蔵所の空間構成に関する研究-福井藩と勝山藩の比較から-」(『日本建築学会計画系論文集』78 2013年)
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館では原本は収蔵しておりません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
閲覧できない資料あり。
複製本番号
J0006~J0007、J0684~J0715、J1322~J1377、J1455~J1456
関連資料一覧
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