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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
G0016
資料群名
安達仲弥家文書
地域(近世,行政村,現在)
今立郡小畠村,今立郡小畑村,池田町小畑
資料の年代
1598年(慶長3)~1912年(大正1)
資料目録件数
1033
組織歴および履歴
小畠村は部子川の下流、小綱谷川が合流する付近にあり、松ヶ谷村の東に位置している。1678年(延宝6)の「検地帳写 越前今立郡小畑村」(00026)に村名が見える。「越前地理指南」には「二ヶ所居ス」とあることから、上小畑と下小畑に分居していたと考えられている。正保郷帳によれば、田方・畠方ともに47石余。(『福井県の地名』)
安達家の家歴は中世にさかのぼり、近世では下池田の大庄屋をつとめた家柄であった。家伝によれば、源頼朝に仕えた安達盛長の流れをひく左衛門次郎が天正期に中屋と改名したという。1639年(寛永16)生まれとされる中彌を中興の祖とする。
また、「仲屋」とは屋号ではなく、当主の代々の襲名で、「中屋」なども使われている。(『安達仲屋家住宅調査報告書』)
安達家住宅は1753年(宝暦3)に建てられた、福井県内でも屈指の民家であった。1987年(昭和62)に池田町有形文化財に指定されている。しかし、貴重な遺構を持つ古民家であったものの、足羽川ダム建設のために取り壊された。(『安達仲屋家住宅調査報告書』)
2022年9月、当館に寄贈。
安達家の家歴は中世にさかのぼり、近世では下池田の大庄屋をつとめた家柄であった。家伝によれば、源頼朝に仕えた安達盛長の流れをひく左衛門次郎が天正期に中屋と改名したという。1639年(寛永16)生まれとされる中彌を中興の祖とする。
また、「仲屋」とは屋号ではなく、当主の代々の襲名で、「中屋」なども使われている。(『安達仲屋家住宅調査報告書』)
安達家住宅は1753年(宝暦3)に建てられた、福井県内でも屈指の民家であった。1987年(昭和62)に池田町有形文化財に指定されている。しかし、貴重な遺構を持つ古民家であったものの、足羽川ダム建設のために取り壊された。(『安達仲屋家住宅調査報告書』)
2022年9月、当館に寄贈。
資料群の概要
資料は1,033点。元禄期以降の年貢関係の文書を中心とした、幕府領の資料が多い。
「松平越前守様小休入用扣」(00257)は1824年(文政7)の福井藩による巡見の記録である。
「元禄年中以来当家由緒書 安達仲弥」(00838)によれば、元禄期以前の文書を消失したため、書き改めたという。
「家作大工木挽日帳留」(否撮)は安達家住宅の記録である。大工、木挽、杣などの出面と作料の支払いが記録されている。
否撮カードはなし。
「松平越前守様小休入用扣」(00257)は1824年(文政7)の福井藩による巡見の記録である。
「元禄年中以来当家由緒書 安達仲弥」(00838)によれば、元禄期以前の文書を消失したため、書き改めたという。
「家作大工木挽日帳留」(否撮)は安達家住宅の記録である。大工、木挽、杣などの出面と作料の支払いが記録されている。
否撮カードはなし。
県史収載
通史編4 P.139・158、資料編14 P.152・192・193・286・294
県史以外の収載
『池田町古文書目録 中巻』(1975年池田町)
『角川日本地名大辞典 第18巻 福井県』(1978年 角川書店)
『日本歴史地名大系18巻 福井県の地名』(1981年 平凡社)
『池田町史 史料編』(池田町史編さん委員会 1982年 福井県郷土誌出版研究会)
『安達仲屋家住宅調査報告書』(近代建築福井研究会 2015年 池田町)
『ものいう仕口』(2019年 LIXIL出版)
『角川日本地名大辞典 第18巻 福井県』(1978年 角川書店)
『日本歴史地名大系18巻 福井県の地名』(1981年 平凡社)
『池田町史 史料編』(池田町史編さん委員会 1982年 福井県郷土誌出版研究会)
『安達仲屋家住宅調査報告書』(近代建築福井研究会 2015年 池田町)
『ものいう仕口』(2019年 LIXIL出版)
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
劣化等保存上の理由から、原本は閲覧できません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
G0797~0857
関連資料一覧
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