木村孫右衛門家文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
E0013
資料群名
木村孫右衛門家文書
地域(近世,行政村,現在)
丹生郡家久村,吉野村家久,越前市家久町(武生市)
資料の年代
1581年(天正9)~1901年(明治34)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
家久村は、日野川の支流吉野川沿いに位置し、東部を北陸街道が走っていた。江戸時代は福井藩領に属し、村高は1751石余である。「正保郷帳」では「大井村」と記載され、元禄年間に村名を変更したという。
木村家は、近江源氏佐々木氏の末流と伝えられる。中世末に家久村(大井村)に土着した郷士であり、1598年(慶長3)の太閤検地の際にも屋敷地700歩が除地となっている。近世初期には組頭を務めた。4代目の善通は1686年(貞享3)の半知以降、福井藩士に約30年仕えた後、村に帰り近隣の子どもたちに手習いなどを教えた。以降7代目までの当主が寺子屋教育に携わっていた。現在、越前市家久の本承寺の墓地には門人が建てた報恩謝徳の筆塚が並んでいる。
資料群の概要
当家文書は、(1)家久村の村方文書、(2)木村家の家文書、(3)寺子屋関係文書に大別できる。
(1)では、用水関係、土地関係、支配関係、貢租関係に分類でき、それぞれ埋樋の覚書、村明細や除地の覚書、豊臣政権や福井藩初期の支配に関する書状類、差出帳や納方通などがある。ほかに家久村の由緒書や領主の覚書(代々の領主を列記したもの)なども撮影されている。
(2)では、屋敷などの除地願、免状、木村家の伝記や系図、年中行事関係などが撮影されている。
(3)では、1719年(享保4)の4代目善通時代と年未詳の門人帳があり、その人数や居村のひろがりを知ることができる。また、6代周紹から8代周応の手本文の覚(「門弟手本控」00155-158)が1785年(天明5)から1862年(文久2)にかけて4冊残存している。「和漢故事文選抜書」は、習字の練習をしたあとの反古紙の裏に本文を写して和綴にしたもので、これをほぐすと、門弟が書いた文字に師匠が朱をいれているのがわかる。これらは教育史を考えるうえで貴重な資料といえる。
2007年の文書館企画展示に際し、カラーで再撮影を行った。(00025-27の先祖書類、30、31は未撮影)
否撮カードは、1982年当初では、江戸時代の往来物、教科書、書籍を中心に約150点。
利用条件
 
県史収載
通史編3 P.81・96・134、通史編4 P.229・654、資料編6 P.137-140 10点 、 『図説福井県史』
県史以外の収載
『武生市史』 『越前若狭古文書選』 『県史資料』
複製本番号
E0115~E0116、E1012~E1028
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
原本の閲覧はできません。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。